マウスピース矯正中に口臭が?原因と対策を徹底解説
2026年8月27日
こんにちは。仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」です。

近年、目立ちにくく取り外し可能なマウスピース矯正が、幅広い世代に選ばれています。従来のワイヤー矯正と異なる特徴がありますが、治療中に「口臭が気になるようになった」と悩む方も少なくありません。
マウスピース矯正では装置を長時間装着する必要があるため、口腔内の環境が変化しやすく、口臭につながることがあります。
今回は、マウスピース矯正中に口臭が発生する主な原因と、口臭のセルフチェック方法、具体的な対策について詳しく解説します。マウスピース強制中の方は、ぜひ参考にしてください。
マウスピース矯正中に口臭が出る原因

以下では、マウスピース矯正中に口臭が発生する主な原因について詳しく解説します。
唾液の自浄作用が働きにくくなる
唾液には口の中の汚れや細菌を洗い流す自浄作用があります。しかし、マウスピースを装着している間は歯が覆われるため、唾液が歯全体に行き渡りにくくなり、その働きが制限されます。その結果、細菌が増えやすくなり、口臭が発生しやすくなるのです。
さらに、日中や緊張時には唾液量が減る傾向があるため、仕事中や外出中ほど注意が必要になります。マウスピース矯正中は、唾液の力を活かすための工夫が求められます。
マウスピースの清掃が不十分
口臭の大きな原因のひとつが、マウスピースそのものに付着した汚れです。マウスピースは毎日長時間、口の中に装着するため、歯垢や唾液、食べ物の残りなどが付着しやすくなります。
これらを放置して使用していると、細菌が増殖し、悪臭を発生させる原因となるのです。とくに、就寝中は唾液の分泌量が減り、細菌が繁殖しやすい環境になるため、夜間のケア不足は口臭のリスクを高めます。
また、マウスピースの手入れが適切でないと、表面の透明感が失われるだけでなく、衛生状態が悪化し、結果として矯正の効果にも悪影響を与えることがあります。
食べかすが残っている
マウスピース矯正では、食事のたびに装置を外す必要がありますが、食後にしっかり歯磨きをせずにマウスピースを再装着すると、食べ物のかすが口の中に残ったまま密閉される状態になります。この状態が続くと口の中で細菌が活発に働き、においの元となるガスを発生させます。
特に、歯と歯の間や奥歯の溝に残った小さな食べかすは見逃しやすく、知らないうちに口臭につながることもあります。また、時間が経つほどににおいは強くなる傾向があるため、食後の歯磨きは毎回欠かさず行うことが、マウスピース矯正中の口臭予防には不可欠です。
口呼吸になっている
マウスピース矯正中に限らず、無意識のうちに口が開いていることが多い人は、口呼吸が習慣化している可能性があります。口呼吸が続くと、口の中が乾きやすくなり、唾液の分泌が減少することで細菌が繁殖しやすくなり、結果的に口臭を引き起こす場合があります。
特に寝ている間に口を開けて呼吸する癖がある方は、朝起きたときに強い口臭を感じやすくなります。日中も無意識に口が開いていないか意識し、口を閉じて鼻で呼吸する習慣を身につけることが重要です。
また、鼻づまりやアレルギー性鼻炎などが原因で口呼吸になっている場合は、耳鼻咽喉科での治療を検討することも、長期的な口臭対策につながります。
口臭をセルフチェックする方法

自分ではなかなか気づきにくい口臭ですが、以下のような簡単なセルフチェック方法を取り入れることで、早めに気づけるようになるでしょう。
コップを使ったチェック方法
コップを使った方法が簡単で効果的です。まず、清潔なコップを用意し、その中にゆっくりと息を吹きこみます。そのあと、すぐにコップのにおいを嗅いでみてください。こうすることで、自分の口の中にあるにおいをより客観的に感じることができます。
定期的にこの方法でチェックすることで、自分の口の状態に敏感になり、早めの対策がとれるようになるかもしれません。
手首を舐めてチェックする方法
手首の内側を清潔な状態で軽く舐め、10秒ほど乾かしてからその部分のにおいをかいでチェックする方法です。この方法は、口の中の唾液に含まれるにおい成分を間接的に確認することができます。
ただし、時間帯や食べ物によってにおいが変わることがあるので、あくまで目安として活用しましょう。
デンタルフロスを使ったチェック方法
デンタルフロスを歯と歯の間に通し、その後のにおいを確認する方法もあります。歯と歯の間にはプラークや食べかすがたまりやすく、そこから嫌なにおいが発生しやすいです。
デンタルフロスを歯の間に通して取り出し、そのにおいをかいで確認します。もし強いにおいがすれば、その部位に問題がある可能性があります。この方法は、どの部分に汚れが残っているかを把握するのにも役立ちます。
マウスピース矯正中の口臭を防ぐ方法

矯正中の口臭は、毎日のケアと心がけでしっかりと予防できます。以下のような対策を習慣にすることで、清潔で快適な矯正生活を送れるようになるでしょう。
マウスピースを清潔に保つ
においを予防するうえで重要なのが、マウスピース自体の清掃です。マウスピースは毎日装着と取り外しを繰り返すため、食べかすや細菌が付着しやすい状態になります。放置していると、そこからにおいが発生することも少なくありません。
対策としては、マウスピースを取り外した際にすぐ流水で洗い、1日1回は専用の洗浄剤を使って清潔に保つことが挙げられます。
ただし、熱湯で洗うと変形の原因になるため、ぬるま湯を使用しましょう。清潔なマウスピースを保つことは、口臭だけでなく口腔内の健康全体を守ることにもつながります。
歯磨きを丁寧に行う
マウスピース矯正中は、普段以上に丁寧な歯磨きが求められます。特に、食事のあとは必ず歯を磨いてからマウスピースを装着するようにしましょう。そうすることで、口腔内の細菌の繁殖が抑えられ、口臭の原因を減らすことができます。
また、歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使うことで、歯と歯の間や矯正装置の周囲までしっかり清掃できます。さらに、歯磨き粉を選ぶ際には、フッ素入りで刺激の少ないものを選ぶことで、口内環境を整えやすくなります。
定期的に口腔ケアを行う
マウスピース矯正中は、歯の動きに合わせて毎日のケアも見直す必要があります。矯正中は歯と歯のすき間に食べかすが溜まりやすく、ブラッシングだけでは落としきれないこともあります。歯間ブラシやデンタルフロスも併用すると、汚れをしっかり取り除くことができます。
また、舌の表面には細菌が付着しやすく、これも口臭の原因になります。舌用ブラシを使って軽く舌をなでるように清掃するだけでも、口臭の改善につながります。就寝中は唾液の分泌量が減って細菌が増えやすくなるため、寝る前のケアは特に丁寧に行いましょう。
口の乾燥を防ぐ
マウスピースを装着していると口が乾きやすくなり、唾液の分泌量が減って細菌が増えやすい環境になります。口臭を防ぐためには、こまめに水を飲んで口の中のうるおいを保つことが大切です。
水分不足にならないよう、日常的に意識して水を飲む習慣をつけましょう。乾燥がひどい場合は、唾液の分泌を促すガムやタブレットを使用するのも効果的です。
生活習慣を見直す
口臭を根本から改善するためには、毎日の生活習慣を整えることも大切です。特に水分補給は、口の中の乾燥を防ぐうえで重要な役割を果たします。こまめに水を飲むことで、唾液の分泌が促され、自然な洗浄作用が働きます。
また、よく噛んで食べることも唾液の分泌を助け、口臭対策に効果的です。睡眠不足やストレスも唾液の分泌量に影響を与えるため、規則正しい生活と十分な休息を意識することが求められます。
さらに、たばこやアルコールの摂取も口臭の原因となるため、できるだけ控えるようにしましょう。
定期的に歯科医院を受診する
マウスピース矯正を進めるうえで欠かせないのが、歯科医院での定期的なチェックです。矯正の進行状況を確認するだけでなく、虫歯や歯周病、口臭の原因となるトラブルが起きていないかをプロの目で見てもらうことができます。
また、定期検診では普段のブラッシングでは落とせない汚れを除去するクリーニングも受けられます。これによって、細菌の繁殖を防ぎ、口腔内を清潔な状態に保つことができます。気になることがあれば、遠慮せず相談してみましょう。
まとめ

マウスピース矯正中に口臭が気になるのは、決して珍しいことではありません。原因を正しく理解し、毎日のケアを丁寧に行うことで、快適に矯正を続けられるようになるでしょう。
マウスピースの清掃や歯磨き、定期的な歯科受診といった基本的な習慣を見直すことで、口臭は十分に防げます。
マウスピース矯正を検討されている方は、仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、各分野を専門とするドクターがチームを組んで治療をおこなっています。小さなお子様から仕事で忙しい方、さらにはご高齢の方まで、生活スタイルに合わせた無理のない治療を提供いたします。
当院のホームページはこちら、お問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。
親知らずが原因で顎が痛い?放置するリスクと対処法
2026年8月20日
こんにちは。仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」です。

日常生活の中で、ふとした瞬間に顎の痛みを感じることはありませんか。その原因の一つとして、親知らずが関係している可能性があります。特に、親知らずが生えかけている、もしくは斜めに生えている場合、周囲の歯や顎の骨に負担をかけ、痛みや違和感を引き起こすことがあります。
今回は、親知らずと顎の痛みの関係性や、対処法について解説します。親知らずが原因で顎が痛いという方は、ぜひ参考にしてください。
親知らずとは

親知らずとは、正式には第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)と呼ばれ、奥歯のいちばん後ろに生えてくる永久歯のことです。上下左右に1本ずつ、最大で4本生えてくる可能性がありますが、人によっては1本も生えてこない場合もあります。
おおよそ10代後半から20代前半にかけて生えてくることが多く、親が気づかないうちに生えてくるとされてこのように呼ばれるようになりました。
現代人の顎の骨は進化の過程で小さくなってきており、親知らずがきちんとまっすぐ生えてくるためのスペースがないケースが増えています。そのため、斜めに生えたり、一部しか出てこなかったりといった問題が起きやすくなっているのです。
こうした親知らずは、虫歯や歯周病のリスクが高まるだけでなく、周囲の歯や顎に悪影響を及ぼすことがあるため注意が必要です。
親知らずが原因で顎が痛くなることがある?

親知らずが原因で顎が痛くなることは、決して珍しいことではありません。親知らずはあごの骨の最も奥に生えてくるため、スペースが足りずに斜め方向や横向きに生えることが多くあります。このような埋伏歯(まいふくし)は、周囲の歯や顎の骨に圧力をかけ、痛みや不快感の原因となります。
さらに、親知らずがうまく生えないことで、歯ぐきが炎症を起こしたり、周辺の筋肉まで緊張したりするケースもあります。その結果、顎の関節や筋肉に負担がかかり、口の開閉時に痛みを感じたり、顎の動きが制限されたりするのです。
親知らずが原因の顎の痛みは、他の疾患と区別がつきにくいため、自己判断せず歯科医院での診察が重要です。
親知らずが原因で顎が痛いときにしてはいけないこと

親知らずによる顎の痛みを感じると、不快感をやわらげるために何かしらの対応を取りたくなりますが、自己流で対処しようとすると症状を悪化させることがあります。正しい対処を知ることと同じくらい、やってはいけないことを理解しておくことも大切です。
以下に代表的な注意点をまとめました。
患部を強く触る・押す
痛みのある部分を指で触ったり、腫れているところを押したりする行為は、炎症を悪化させるおそれがあります。細菌が傷口に入り込んで感染を広げたり、組織がさらに傷ついたりする原因にもなるため、気になってもできるだけ触らないようにしましょう。
市販薬での自己判断
「とりあえず痛み止めを飲めば大丈夫」と考えて、市販の鎮痛剤や抗炎症薬で様子を見る方も少なくありません。しかし、薬で痛みを抑えても、親知らずの根本的な問題が解決されるわけではありません。薬の効果が切れると再び痛みが出たり、知らないうちに炎症が進んで重症化するリスクもあります。
特に、腫れや発熱、開口障害がある場合には、薬で済ませず早めに歯科医院を受診しましょう。市販薬はあくまで一時的な対処であり、自己判断による延命措置では根本的な改善にはつながらないことを理解しておく必要があります。
無理に歯を磨く・刺激を与える
親知らずの周辺が腫れていたり痛みが出ていたりする場合に、強く歯を磨くと、逆に炎症を悪化させることがあります。清潔を保つことは大切ですが、力を入れてゴシゴシと磨くのではなく、柔らかい毛の歯ブラシを使ってやさしく汚れを除去しましょう。
また、粘膜が傷ついている場合は、刺激の少ない歯磨き粉を使うようにしましょう。
親知らずが原因で顎が痛いときの対処法

親知らずによる顎の痛みは、原因に応じた適切な対応を行うことで症状の軽減が期待できます。以下に、具体的な対処法をご紹介します。
口腔内を清潔に保つ
親知らずまわりの炎症が軽度であれば、まずは口腔内の清潔を徹底することが大切です。通常の歯磨きに加えて、親知らずの周辺を意識してブラッシングし、殺菌作用のあるうがい薬やマウスウォッシュを使うことで症状の悪化を防げます。
ただし、痛みが強い場合や腫れがみられる場合には、自己判断で対処するのではなく歯科医院で診てもらうようにしましょう。セルフケアで完治を目指すのは危険です。
痛み止めを使用する
市販の痛み止めを正しく使うことで、親知らずによる顎の痛みを一時的にやわらげられるでしょう。ただし、薬を飲んでも痛みが数日続く場合や、他の症状(腫れ、発熱、口が開きにくいなど)がある場合は、すみやかに歯科を受診することが大切です。自己判断に頼りすぎず、専門家の助言に従うようにしましょう。
冷やす
顎に痛みや腫れがあるときは、冷やすことで炎症を抑えられる可能性があります。保冷剤や氷をタオルで包み、頬の外側からやさしく当てるようにしましょう。
冷やす時間は1回あたり15〜20分程度を目安にし、長時間の連続使用は避けてください。過度に冷やすと血流が悪くなり、逆に痛みが強くなることもあるため注意が必要です。
食事を工夫する
親知らずによる顎の痛みがあるときは、硬い食べ物を噛むことで痛みが強くなる場合があります。できるだけやわらかく、刺激の少ない食事を選ぶことで、顎にかかる負担を減らせるでしょう。
たとえば、おかゆやスープ、煮物などは咀嚼の必要が少なく、痛みを感じにくいでしょう。また、食べ物をなるべく小さく切ったり、片側の歯で噛んだりすることで、痛みのある側への負担を減らせます。
ただし、長期間にわたって片側だけで噛むと、顎のバランスが崩れる原因になります。あくまで一時的な対処として行い、歯科医師の指示を受けることが大切です。
できるだけ安静にする
痛みが強いときは、無理に動かさず安静にしておくことも大切です。特に、口を大きく開ける動作や、会話をたくさんすることは控えたほうがよいでしょう。
また、寝るときの姿勢もポイントです。横向きで寝ると、痛みがある側に負担がかかる可能性があるため、仰向けで寝ることを心がけてみてください。リラックスした状態で休息をとることで、痛みの軽減が期待できます。
早めに歯科医院を受診する
親知らずによる顎の痛みを感じたときは、速やかに歯科医院で診察を受けることが重要です。どのような生え方をしているのか、歯ぐきや骨に炎症が起きていないかなどを、レントゲンやCTを使って詳しく確認します。自己判断で市販薬などに頼るだけでは、根本的な解決にはなりません。
歯科医院では、親知らずが原因かどうかを明確にしたうえで、必要に応じて抗生物質や消炎鎮痛薬による治療が行われます。腫れや痛みが強いときでも、早めに専門的な処置を受ければ、症状の悪化を防ぎやすくなります。
親知らずが原因で顎が痛いときは抜歯が必要? 
親知らずによる顎の痛みがある場合、抜歯が必要かどうかは、親知らずの生え方や症状の重さによって異なります。たとえば、親知らずが真っすぐに生えていて周囲に異常が見られない場合は、必ずしも抜歯しなければならないわけではありません。
一方で、親知らずが斜めに生えていたり、隣の歯を押していたり、炎症や痛みを繰り返している場合は、原因を取り除くために抜歯がすすめられることがあります。放置すると炎症が広がったり、噛み合わせに影響を与えたりする可能性があるためです。
抜歯が必要かどうかは、レントゲンなどの検査を通じて判断されます。症状が出ている場合は自己判断せず、歯科医院で相談しましょう。
まとめ

親知らずが原因で顎が痛む場合、放置すると炎症が広がったり、口が開かなくなったりすることもあります。早めの受診と正しい対処が大切です。
痛みや腫れがあるときは、患部をさわらないようにし、清潔を心がけながら安静に過ごしましょう。また、冷やしたり痛み止めを使用したりすることで症状がやわらぐ場合もありますが、根本的な解決には歯科での診察が必要です。
親知らずの状態によっては抜歯が必要になることもあります。顎の痛みが気になるときには自己判断せず、早めに歯科医院を受診しましょう。
親知らずにお悩みの方は、仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、各分野を専門とするドクターがチームを組んで治療をおこなっています。小さなお子様から仕事で忙しい方、さらにはご高齢の方まで、生活スタイルに合わせた無理のない治療を提供いたします。
当院のホームページはこちら、お問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。
奥歯をセラミックにするメリットと注意点!使用される素材も
2026年8月13日
こんにちは。仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」です。

奥歯の詰め物や被せ物を選ぶ際、セラミックを検討する方が増えています。
見た目の美しさが注目される素材ですが、奥歯は食べ物を噛み砕く役割を担うため、見た目だけでなく耐久性や噛み合わせとの調和も重要になります。
また、セラミックにはいくつか種類があり、それぞれ強度や審美性、費用などに違いがあります。そのため、それぞれの素材の性質や注意点を理解したうえで選択することが大切です。
この記事では、奥歯をセラミックで修復するメリットや注意点、代表的な素材の種類についてわかりやすく解説します。
奥歯をセラミックにするメリット

ここでは、奥歯をセラミックで修復することで得られる主なメリットについて解説します。
自然な見た目を実現できる
セラミックは、天然歯に近い色や透明感を再現しやすい素材です。そのため、治療した部分が周囲の歯になじみやすく、口を開けたときや笑ったときも修復した箇所が目立ちにくくなります。
また、セラミックは表面の色合いが変わりにくいため、長期間にわたって自然な見た目を保ちやすいこともメリットです。銀歯が見えることを気にしている方や、お口全体の見た目を整えたい方にとって、満足につながりやすい素材といえるでしょう。
汚れや着色が付きにくい
セラミックは表面がツルツルしているため、食べかすや歯垢が付きにくく、毎日の歯磨きでも汚れを落としやすい素材です。そのため、お口の中を清潔に保ちやすいというメリットがあります。
また、コーヒーや紅茶など色の濃い飲み物を口にする機会が多い方でも、セラミック自体は着色しにくいため、治療した部分の色が変わりにくいことも利点です。
毎日の歯磨きに加え、歯科医院で定期的なクリーニングを受けることで、セラミックだけでなく、お口全体の健康維持にもつながります。
虫歯の再発リスクが低い
虫歯を治療した歯は、詰め物や被せ物と歯の境目から再び虫歯になることがあります。
セラミックは歯に合うように作製しやすく、修復物との境目にすき間が生じにくい状態を目指せる素材です。境目に汚れがたまりにくくなることで、虫歯の再発リスクの低減につながります。
もちろん、セラミックを入れた歯でも毎日の歯磨きや定期検診は欠かせません。セルフケアと歯科医院でのメンテナンスを続けることで、治療した歯を長く維持しやすくなります。
金属を使用しない素材を選べる
セラミックのなかには、オールセラミックやジルコニアのように金属を使用しない素材があります。そのため、患者さんの希望に合わせて、金属を使わない詰め物や被せ物を選択できます。
金属を使用しないセラミックは、口を開けたときに金属の色が見えることがなく、天然歯にもなじみやすい素材です。また、金属の種類によって起こることがある歯ぐきの黒ずみも生じにくいため、自然な口元を保ちやすい点もメリットといえるでしょう。
なお、なかには内側に金属を使用するメタルボンドもあります。すべてが金属を使用していないわけではないため、素材ごとの違いについて歯科医師に確認したうえで選ぶことが大切です。
奥歯をセラミックにする場合の注意点

ここでは、奥歯をセラミックで修復する前に知っておきたい注意点について解説します。
健康な歯を削る必要がある
セラミックの詰め物や被せ物を装着するためには、歯を削って形を整える処置が必要です。虫歯の部分を取り除くだけでは修復物が安定しない場合があるため、治療内容によっては健康な歯を一部削ることもあります。
一度削った歯は、もとの状態には戻りません。そのため、セラミック治療を受ける際は、どのくらい歯を削るのか、なぜ削る必要があるのかについて、事前に歯科医師から十分な説明を受け、納得したうえで治療を受けることが大切です。
費用が高額になりやすい
セラミック治療は、自費診療となることが多いため、保険診療の詰め物や被せ物と比べると費用が高くなる場合があります。これは、使用する素材や作製方法が異なることに加え、見た目や噛み合わせにも配慮しながら、一人ひとりの歯に合わせて修復物を製作するためです。
治療を検討する際は、事前に治療費の目安を確認し、納得したうえで治療を受けることが大切です。
割れることがある
セラミックは強度のある素材ですが、強い衝撃や大きな力が加わると、欠けたり割れたりすることがあります。例えば、氷や硬い食べ物を強く噛む習慣がある場合や、歯ぎしり・食いしばりがある場合は、セラミックに負担がかかることがあるのです。
また、セラミックにはいくつか種類があり、素材によって強度は異なります。そのため、奥歯にかかる噛む力や歯の状態に合わせて素材を選ぶことが大切です。
定期的なメンテナンスが必要
セラミックを装着したあとも、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることが大切です。見た目に問題がなくても、噛み合わせの変化や修復物の劣化は自分では気付きにくいことがあります。
定期検診では、セラミックに欠けや外れがないかを確認するほか、治療した歯や周囲の歯に虫歯ができていないか、歯ぐきに炎症がないかなどもチェックします。
毎日の歯磨きとあわせて定期的なメンテナンスを続けることで、セラミックだけでなく、お口全体の健康維持にもつながります。
奥歯の治療に使用されるセラミックの素材

奥歯に使用されるセラミックにはいくつか種類があり、それぞれ見た目や強度などが異なります。どの素材が適しているかは、治療する歯の状態や噛む力などによって変わります。
ここでは、奥歯の治療で使用される代表的なセラミックの素材について解説します。
オールセラミック
オールセラミックは、金属を使用せず、すべてセラミックで作られた素材です。
天然歯に近い色や透明感を再現しやすいため、治療した部分が周囲の歯になじみやすく、自然な見た目に仕上がります。また、金属を使用していないため、治療した部分も自然な見た目を保ちやすいことがメリットです。
一方で、ジルコニアほどの強度はないため、噛む力が強い方や歯ぎしり・食いしばりがある方では、歯の状態に応じて別の素材が選ばれることもあります。
ジルコニア
ジルコニアは、セラミックのなかでも強度が高い素材です。噛む力が大きくかかる奥歯など、耐久性を重視したい場合によく用いられています。また、金属を使用していないため、白く自然な見た目に仕上げられることもメリットです。
近年では透明感を高めたジルコニアも使用されており、強度だけでなく、見た目にも配慮した修復物を作製できるようになっています。
ハイブリッドセラミック
ハイブリッドセラミックは、セラミックと歯科用レジン(歯科用プラスチック)を組み合わせた素材です。セラミックだけで作られた修復物と比べるとやわらかさがあり、噛んだときの力を受け止めやすいという性質があります。
一方で、レジンを含んでいるため、オールセラミックやジルコニアと比べると、すり減りや着色が生じやすい素材といえるでしょう。
メタルボンド
メタルボンドは、内側に金属、外側にセラミックを使用した被せ物です。金属を土台にしているため強度があり、奥歯のように噛む力がかかる部位にも使用されています。外側はセラミックで覆われているため、金属の被せ物と比べると自然な見た目に仕上がります。
一方で、歯ぐきが下がると内側の金属が見えることがあるほか、金属の種類によっては歯ぐきが黒っぽく見える場合もあります。
強度と見た目のバランスを考慮した素材の一つですが、ほかのセラミック素材とは構造が異なるため、それぞれの違いを理解したうえで選ぶことが大切です。
まとめ

奥歯をセラミックにすることには、自然な見た目を再現しやすいことや、汚れや着色が付きにくいこと、虫歯の再発リスクの低減につながることなど、さまざまなメリットがあります。
一方で、歯を削る必要があることや、費用が高くなりやすいこと、素材によっては強い力で欠けたり割れたりする可能性がある点には注意が必要です。
また、セラミックにはオールセラミックやジルコニア、ハイブリッドセラミック、メタルボンドなど複数の種類があり、それぞれ性質が異なります。治療を検討する際は、それぞれの特徴を理解したうえで、歯科医師と相談しながらご自身に合った素材を選ぶことが大切です。
セラミック治療を検討されている方は、仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、各分野を専門とするドクターがチームを組んで治療をおこなっています。小さなお子様から仕事で忙しい方、さらにはご高齢の方まで、生活スタイルに合わせた無理のない治療を提供いたします。
当院のホームページはこちら、お問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。
歯周病で歯を失ったらインプラントはできる?インプラント周囲炎についても
2026年8月6日
こんにちは。仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」です。

「歯周病が進行して歯を失ったけれど、インプラント治療は受けられるのか?」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。また、インプラント治療を受けたあとも、歯ぐきの健康に気を付ける必要があるのか気になる方も少なくありません。
歯周病とインプラントには深い関わりがあるため、治療を検討する際には正しい知識を身につけることが大切です。
この記事では、歯周病で歯を失った場合でもインプラント治療は受けられるのか解説します。治療後に注意したいポイントや、インプラントを長く維持するために大切なことについても解説しますので、インプラント治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
歯周病とは

歯周病とは、歯と歯ぐきの境目に付着したプラーク(歯垢)の中にいる細菌によって引き起こされる炎症性の病気です。初期には歯ぐきが赤く腫れたり、歯磨きの際に出血したりする程度で、自覚症状がほとんどないまま進行することもあります。
炎症が進行すると、歯を支えている歯槽骨が少しずつ失われ、歯ぐきが下がる、歯がぐらつくなどの症状が現れます。さらに重症化すると、歯を支えきれなくなり、歯を失うこともあるのです。
歯周病は早い段階で適切な治療やセルフケアを行うことで、進行を抑えられる場合があります。そのため、歯ぐきの腫れや出血など気になる症状がある場合は、そのままにせず、早めに歯科医院を受診することが大切です。
歯周病で歯を失ってもインプラント治療は受けられる?

歯周病で歯を失った場合でも、インプラント治療を受けられる可能性があります。
ただし、歯周病による炎症が残っている場合は、まず歯周病の治療を行い、お口の環境を整えることが大切です。歯ぐきや顎の骨の状態を確認したうえで、インプラント治療が可能かどうかを歯科医師が判断します。
歯周病が進行すると、歯を支えていた顎の骨が吸収されていることがあります。骨の量が不足している場合には、骨造成などの処置を行ってからインプラント治療へ進むことがあります。
一方で、骨の状態によっては、ほかの治療法が選択肢となる場合もあります。
また、歯周病は再発することがあるため、インプラント治療後も毎日のセルフケアと定期的なメンテナンスを続けることが重要です。歯周病の管理を継続することは、インプラントを長く維持するためにも欠かせません。
インプラント治療後も歯周病になる?

インプラントは人工歯のため虫歯になることはありません。
しかし、インプラントの周囲にある歯ぐきや顎の骨には炎症が起こることがあります。
この病気はインプラント周囲炎と呼ばれ、進行するとインプラントを支えている骨が失われることがあります。その結果、インプラントがぐらついたり、状態によっては維持が難しくなったりする可能性があります。
インプラント周囲炎とは
インプラント周囲炎とは、インプラントの周囲にある歯ぐきや顎の骨に炎症が起こる病気です。天然歯に起こる歯周病とよく似た病気で、進行するとインプラントを支えている骨が少しずつ失われていきます。
初期には歯ぐきの腫れや出血などの症状がみられますが、痛みを感じないまま進行することもあります。そのため、異変に気付きにくい場合があります。
さらに進行すると、インプラントの周囲から膿が出たり、インプラントがぐらついたりすることがあります。骨の吸収が大きくなると、インプラントを維持することが難しくなる場合もあるため、早期発見と早期の対応が大切です。
インプラント周囲炎の原因
インプラント周囲炎は複数の要因が重なって起こります。ここでは、主な原因について確認していきましょう。
プラークの蓄積
インプラントの周囲にプラーク(歯垢)がたまると、その中で細菌が増え、歯ぐきに炎症が起こりやすくなります。プラークは歯磨きが十分にできていない部分に付着しやすく、インプラントと歯ぐきの境目にもたまりやすい汚れです。
プラークが除去されず炎症が進行すると、歯ぐきだけでなくインプラントを支えている顎の骨にも影響が及ぶことがあります。そのため、毎日の丁寧な歯磨きでプラークを取り除き、お口の中を清潔に保つことが大切です。
喫煙習慣
喫煙は、インプラント周囲炎のリスクを高める要因の一つです。たばこに含まれる成分の影響で歯ぐきの血流が悪くなると、炎症が起きた部分が治りにくくなり、歯ぐきの状態が改善しにくくなることがあります。
歯ぎしりや食いしばり
歯ぎしりや食いしばりによってインプラントに強い力が繰り返しかかると、インプラントや周囲の歯ぐき、顎の骨に負担がかかります。
インプラント周囲炎は細菌による炎症が主な原因ですが、過度な力が加わることもインプラント周囲の組織に悪影響を及ぼす要因の一つです。歯ぎしりや食いしばりがある方は、歯科医師の診察を受け、必要に応じてナイトガード(マウスピース)の使用などの対策を行うことが大切です。
全身疾患の影響
糖尿病などの全身疾患は、インプラント周囲炎のリスクを高める要因の一つです。特に、血糖値のコントロールが十分でない場合は、細菌に対する抵抗力が低下しやすくなるため、歯ぐきに炎症が起こりやすくなることが知られています。
インプラント周囲炎を予防する方法

インプラント周囲炎は、適切なケアを行うことで予防可能な病気です。ここでは、インプラント周囲炎を予防するための具体的な方法をご紹介します。
毎日しっかり歯磨きをする
インプラント周囲炎を予防するためには、毎日丁寧に歯磨きをすることが大切です。
歯ブラシだけでは、インプラントと歯ぐきの境目や歯と歯の間に付着したプラークを十分に取り除けないことがあります。そのため、歯間ブラシやデンタルフロスを併用し、細かい部分まで丁寧に清掃することが大切です。
また、インプラントの周囲の状態に合わせて適切な清掃器具を選ぶことも重要です。歯間ブラシやデンタルフロスにはさまざまな種類やサイズがあり、自分に合ったものを使用することで、インプラント周囲のプラークを効率よく除去しやすくなります。
定期的にメンテナンスを受ける
インプラント周囲炎を予防するためには、歯科医院で定期的にメンテナンスを受けることも大切です。
メンテナンスでは、セルフケアでは取り除きにくいプラークや歯石を専用の器具で除去するほか、インプラント周囲の歯ぐきの状態や噛み合わせなどを確認します。
炎症や噛み合わせの変化などの異常を早期に発見し、必要に応じて対応することで、インプラントを良好な状態で維持しやすくなります。
また、セルフケアの方法や使用している清掃器具が適切かを確認し、一人ひとりのお口の状態に合わせたアドバイスを受けられることも定期的なメンテナンスのメリットです。
喫煙を控える
喫煙は、インプラント周囲炎のリスクを高める要因の一つです。たばこに含まれる成分の影響で歯ぐきの血流が悪くなると、細菌に対する抵抗力が低下し、インプラント周囲に炎症が起こりやすくなることがあります。
インプラントを長く維持するためには、禁煙することが大切です。禁煙はインプラント周囲炎の予防だけでなく、お口や全身の健康維持にもつながります。
歯ぎしり・食いしばりへの対策を行う
歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、就寝中などに自覚がないままインプラントへ強い力が加わることがあります。そのため、必要に応じて、就寝時にナイトガード(マウスピース)を使用することがあります。
また、噛み合わせは時間の経過とともに変化することがあるため、定期的に確認することも大切です。必要に応じて噛み合わせを調整することで、インプラントにかかる負担を軽減し、長く良好な状態を維持しやすくなります。
まとめ

歯周病で歯を失った場合でも、お口の状態によってはインプラント治療を受けられる可能性があります。
ただし、歯周病が改善されないまま治療を進めると、インプラント周囲炎のリスクが高まるため注意が必要です。
インプラントを長く維持するためには、毎日の丁寧なセルフケアに加え、定期的なメンテナンスや生活習慣の見直しが欠かせません。歯周病やインプラント周囲炎を予防するためにも、歯科医師の指導を受けながら、お口の状態に合ったケアを継続することが大切です。
インプラント治療を検討されている方は、仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、各分野を専門とするドクターがチームを組んで治療をおこなっています。小さなお子様から仕事で忙しい方、さらにはご高齢の方まで、生活スタイルに合わせた無理のない治療を提供いたします。
当院のホームページはこちら、お問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。