フェルールって何?歯を長持ちさせる“のり代”の重要性
2025年8月20日
起こりやすいトラブルは…
• 被せ物がすぐ外れる
• 噛んだ瞬間に歯の根が割れる
• 根の周りに膿がたまって腫れる
• 結果的に抜歯になる
• 虫歯を小さいうちに治す(←そもそも被せ物の治療に至らないようにする)
• 被せるときに削る量が多くなるような材質を選ばない(←すごく重要です)
• 定期的な歯科検診
• 歯ぎしり・食いしばり対策(ナイトガード)
• 硬い物を無理に噛まない

2025年8月20日
起こりやすいトラブルは…
• 被せ物がすぐ外れる
• 噛んだ瞬間に歯の根が割れる
• 根の周りに膿がたまって腫れる
• 結果的に抜歯になる
• 虫歯を小さいうちに治す(←そもそも被せ物の治療に至らないようにする)
• 被せるときに削る量が多くなるような材質を選ばない(←すごく重要です)
• 定期的な歯科検診
• 歯ぎしり・食いしばり対策(ナイトガード)
• 硬い物を無理に噛まない
2025年8月9日
こんにちは、歯科医師の山本です。
妊娠すると「歯科検診を受けてくださいね〜」と言われると思います。
普段からかかりつけがあり定期検診に通っている方であれば問題ないですが、そうでない方もいらっしゃると思います。
「虫歯があったら妊娠中でも治療できるのかな…?」
「つわりがひどくて歯磨きができない…」
といった心配をされてる方も多いはず。
今回は妊娠中の歯科への通院についてお話ししていきたいと思います。
妊娠中は体の変化が大きく、ついつい自分の健康管理よりも赤ちゃんのことを優先しがちです。
でも実は、妊娠中こそ口の中の健康管理がとても大切だということをご存じでしょうか?
今回は「妊娠中の歯科受診」について、必要性から安全な時期、治療内容、予防法などお話ししていきます。
冒頭でも書いたように、妊娠すると歯科受診をするように言われます。
なぜでしょう?
妊娠中はホルモンバランスの変化により、歯や歯ぐきにさまざまな影響が出ます。
特に増えるのが妊娠性歯肉炎と呼ばれる歯ぐきの炎症。
女性ホルモンが増えることでそれを好む歯周病細菌が増えやすくなり、歯ぐきが腫れやすくなってしまうことで少しの歯垢でも強い炎症を起こすことがあります。
さらに、つわりで歯みがきが十分にできなかったり、酸っぱいものを好んで食べるようになったり、食事回数が不規則になったりすると、虫歯や歯周病のリスクも上がります。
妊娠中の歯周病はお母さんの健康だけでなく、特定の歯周病細菌によっては早産や低体重児出産のリスクを高めると報告されています。
つまり、歯科受診は単なる口腔ケアではなく、赤ちゃんの健康にもつながる大切なことなのです。
妊娠中でも歯科治療は基本的に可能ですが、体調や時期によって向き・不向きがあります。
妊娠初期(〜4か月ごろ)
胎児の器官形成期であり、つわりも強い時期。必要最低限の応急処置にとどめ、安定期を待つのがおすすめです。薬の服用などもなるべくは控えたいところです。
妊娠中期(5〜7か月ごろ)
安定期に入り、母体・胎児ともに比較的安定している時期。虫歯治療やクリーニングなど、基本的な処置であれば行えます。
妊娠後期(8か月〜)
お腹が大きくなり、長時間の仰向け姿勢がつらくなる時期。応急処置や軽い治療のみ行い、出産後に本格治療するのが無理のない方法です。
定期検診以外の処置はなるべく安定期に行うことが望ましいです。
レントゲンや麻酔が大丈夫かも気になるところですよね。
歯科用レントゲンは放射線量が非常に少なく、防護エプロンを着ければ胎児への影響はほぼないとされています。
歯科で撮影するレントゲンの放射線量よりも飛行機に乗った際に浴びる自然放射線の方が多いとされているくらいです。
麻酔薬は基本的に局所で分解されるので赤ちゃんに移行することはないので基本的には問題ありません。
ただし服薬には注意が必要です。
特に妊娠初期に色々と薬を飲んでしまうと赤ちゃんの器官形成に問題が生じる場合があります。
歯科では痛み止めは抗生物質などが処方されることが多いですが、タイミングのよっては飲まない方が良い薬もあります。
どうしても痛みがある時などは一度歯科に相談をして確認しましょう。
妊娠中でも可能な治療は意外と多いです。
可能な治療例
歯のクリーニング(歯石除去)
初期の虫歯治療
軽度な歯肉炎・歯周炎の処置
応急処置(痛みや腫れの緩和など)
控えたい治療例
外科的な治療
全身麻酔や強い鎮静を伴う治療
出産直前の大掛かりな治療
前述の通り、薬をあまり飲んで欲しくないので、外科的な治療やそのほか術後に痛みが出やすい治療などは避けたいところです。
出産後は育児でなかなか時間が取れなくなるため、安定期のうちに必要な治療を済ませておくのが理想です。
もちろんベストは普段から歯科に通い、妊娠前に最低限治療が必要な箇所は全て完了させておくことです。
妊娠中はどういったお口のトラブルが起きやすいでしょうか。
妊娠性歯肉炎
虫歯の進行
口臭
歯ぐきの腫れ・出血
エナメル質の溶け(つわりによる酸蝕症)
1の部分でもでも書きましたが、特に妊娠初期は体のホルモンバランスが大きく変化し、他にもつわりや酸っぱいものを食べるようになったりと、どうしても口腔内環境は悪くなる方向へと変化しがちになってしまいます。
歯みがきの工夫
つわりで歯みがきがつらい時は、ミントの強い歯みがき粉を避け、ヘッドの小さいブラシや子ども用歯ブラシを使うと楽になる場合もあります。
間食後のうがい
食後すぐ歯みがきできない場合は、口をすすぐだけでも効果的です。場合によっては洗口剤なども使えそうであれば併用しても良いでしょう。
食事
偏食が出てしまうことももちろんありますが、それ以外のところでは甘いお菓子やジュースの頻度を減らしましょう。
定期検診の活用
症状がなくても妊娠中は思わぬ口腔内環境の変化が起こることもあるため、定期検診には可能な限り通うようにしましょう。
妊娠中に歯科を受診する際は、次のことを歯科医師やスタッフに伝えるとスムーズです。
当院含め、問診票に記入欄があることが多いです。
妊娠していることと週数
妊娠経過や合併症の有無
あれば服用中の薬やサプリメント
体調の変化やつわりの有無
この辺りが把握できていれば、相談しながら治療の内容を決めていけるので良いかと思います。
またどうしても多少のリスクをとって治療を行わなければならないこともあるかとは思いますが、そういった部分の相談や同意もとても大切です。
妊娠中に治療が難しいとはいえ、出産後は赤ちゃんのお世話で忙しく、それはそれで自分の歯科治療に時間を取ることは難しいことも多いです。
しかし、妊娠中に虫歯や歯周病が進行、悪化している可能性もあります。
また、お母さんの口腔内細菌が赤ちゃんに移行するという話もあるため、可能な限り口腔内環境は綺麗にしておくべきだと思います。
基本的に授乳中などであっても歯科治療は可能です。
またお母さんがしっかりと歯科に通い、時には一緒に歯科医院を訪れ、お母さんが歯科治療やメンテナンスを受けている姿を見せることも大事です。
それによってお子さんが歯科医院という場所に慣れてくれて、自分から歯科でのフッ素塗布や検診を嫌がらずに受けるようになってくれるかもしれません。
妊娠中に応急処置で済ませていた部位などがあれば、なるべく早くに治療を再開しましょう。
後回しになってしまいがちかもですが、放置して悪化してしまっては結局治療の回数も増えてしまい時間を取られてしまいます。
妊娠中の歯科受診は、お母さんと赤ちゃんの健康を守る大切なステップです。
安全な時期と方法を知っておけば、必要な治療も安心して受けられます。
ポイントは、安定期に必要な治療を済ませ、日々のケアでトラブルを防ぐこと。
もちろんベストは普段から歯科に通い、問題のない状態を維持しておくことです。
無理のない範囲で口腔ケアを続け、元気な笑顔で出産を迎え、お子さんにも歯の大切さを伝えてあげてください。
お困りのことがあればいつでも相談してくださいね。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。