インビザラインはどれくらい期間がかかる?長くかかるケースも
2026年2月19日
こんにちは。仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」です。

インビザラインは、透明なマウスピースを使用することで目立たずに歯並びを矯正できる方法として、近年多くの人に選ばれています。
インビザラインによる治療を考えている方のなかには「どれくらいの期間がかかるのか」「なぜ長くかかるケースがあるのか」といった疑問をおもちの方がいるでしょう。治療にかかる期間を把握しておくことは、計画的に治療を進めるうえで非常に重要です。
この記事では、インビザライン治療にかかる期間や治療が長引く理由、さらに治療の具体的な流れについて解説します。
インビザラインの治療期間

インビザラインの治療期間は、患者さまの歯並びの状態や治療目標によって異なりますが、一般的には1〜2年程度が目安とされています。
前歯のわずかな位置調整であれば短期間で終了することもありますが、複数の歯を移動させる必要があるケースや、噛み合わせの改善を伴う場合は、より長い治療期間が必要となります。
また、インビザラインはマウスピースの装着時間や装着方法に大きく左右される治療法であり、自己管理の徹底が求められます。マウスピースは1日20〜22時間装着する必要があり、食事や歯磨きのとき以外は装着することが重要です。
インビザラインの治療期間が長くなるケース

インビザラインの治療は、患者さんの口腔内の状態や生活習慣によって、予定よりも長くかかることがあります。ここでは、治療期間が長くなるケースについて解説します。
歯並びが複雑な場合
インビザラインは多くの歯並びの問題に対応できますが、歯のねじれや重なり、噛み合わせのずれが大きい場合には治療が長引く傾向があります。
こうした複雑なケースでは、歯の動きを細かく調整する必要があるため、マウスピースの枚数も多くなり、治療期間も長くなる可能性があるのです。また、治療中に歯が計画通りに動かない場合は、再診断やマウスピースの作り直しが必要になることもあります。
装置の装着時間が不足している場合
インビザラインでは、マウスピースを1日20〜22時間装着する必要があり、この時間を守らなければ計画通りに歯を動かすことができません。装着時間が不足すると、歯の移動が遅れ、治療が長引く原因になります。
装置の装着を忘れたり、食後の装着を怠ったりすると、治療の進行に大きな影響が出るため注意が必要です。
装置の交換時期を守れていない場合
インビザラインでは、マウスピースを1〜2週間ごとに新しいものに交換して歯を動かしていきます。一定のペースで新しいマウスピースに交換することで、歯は少しずつ計画通りに動いていきます。
しかし、マウスピースの交換時期を守らないと、歯の動きにもズレが生じます。そのずれが積み重なると、治療期間が長くなる可能性があるのです。
虫歯や歯周病になった場合
治療中に虫歯や歯周病が見つかると、矯正を一時中断してそちらの治療を優先する必要があります。これは、口腔内の健康状態が整っていないと、矯正の効果が十分に発揮されないためです。
また、治療によって歯の形や位置が変わると、新たにマウスピースを作り直すことになる場合もあります。こうした要因が重なると、治療のスケジュールにズレが生じ、結果的に期間が延びる可能性があるのです。
装置を紛失・破損した場合
マウスピースは繊細な素材でできているため、落下したり強い力が加わったりすると破損することがあります。また、外出先で外した際に紛失するケースも少なくありません。紛失や破損によって新しいマウスピースの作り直しが必要になると、治療再開までに時間がかかります。
マウスピースを大切に取り扱うことが、治療をスムーズに進めるためのポイントです。
歯科医師の指示どおりに通院していない場合
インビザライン治療では、定期的に歯科医院でチェックを受けることがとても大切です。通院の間隔は通常1〜2か月ごとに設定されていますが、このタイミングで歯の動きやマウスピースのフィット感を確認し、必要に応じて治療の調整が行われます。
もし予定していた通院を後回しにしたり、間隔が長く空いたりすると、万が一トラブルが起こっていても発見が遅れ、結果として治療期間が延びる可能性があるのです。
インビザラインの治療の流れ

インビザラインによる矯正治療は、事前の準備から治療開始、そして保定期間に至るまで、複数のステップを経て進められます。ここでは、治療の流れについて解説します。
カウンセリング
まずはカウンセリングから始まります。ここでは、患者さまの歯並びのお悩みや治療に対するご希望を伺い、インビザラインでの治療が適しているかどうかを判断します。費用や治療期間の目安、治療中の注意点など、気になることはこの段階でしっかり確認しておくとよいでしょう。
精密検査と治療計画の立案
インビザラインで矯正を行うことが決まったら、次に精密検査を行います。この検査では、口腔内の状態を詳しく確認するために、レントゲン撮影や歯型の採取、噛み合わせのチェックなどが行われます。
これらのデータをもとに、歯科医師が患者さん一人ひとりに合わせた治療計画を作成します。歯がどのように動いていくのかをシミュレーションできるため、事前に仕上がりのイメージを確認できるのもインビザラインの大きな特徴です。
マウスピースの作製と装着開始
治療計画が確定すると、患者さま一人ひとりの歯並びに合わせたマウスピースが作製されます。装置が完成すると、いよいよ治療がスタートします。
基本的には1日20〜22時間の装着が必要です。1〜2週間ごとに新しいマウスピースへと交換し、段階的に歯を動かしていきます。適切に使用すれば、計画通りに歯列が整っていきます。
定期通院
マウスピース矯正中は、1〜2か月ごとに定期的な通院が必要です。
通院の際には、歯が計画通りに動いているか、虫歯や歯周病などのトラブルが起こっていないかなどを確認します。治療中に問題が発生した場合や、進み具合にズレが生じた場合でも、定期的なチェックによって早期に対処できます。
また、歯の動きに合わせて追加のマウスピースの作製が必要になることもあり、そうした判断も通院時に行われます。
治療完了と保定期間
歯並びが整い、治療が完了したあとは、保定期間に入ります。歯は元の位置に戻ろうとする性質があるため、リテーナー(保定装置)を使用して歯の位置を安定させていく必要があります。
リテーナーの装着時間が不十分だったり、通院を怠ったりすると、歯が元の位置に戻る後戻りが起こることがあります。後戻りを防ぐためにも、保定期間中の管理が大切です。
保定期間は通常1年から3年程度ですが、歯並びの状態によってはさらに長く装着が必要になる場合もあります。
インビザラインの治療を計画どおりに進めるためには

計画どおりの期間で治療を終えるためには、日常生活での心がけが大切です。
装置の装着時間を厳守する
インビザラインの治療効果は、マウスピースをどれだけ正しく装着できるかに大きく左右されます。
治療中は、マウスピースを1日20〜22時間装着しなければならず、これを守れないと歯が計画どおりに動かなくなり、治療が予定より長引く可能性があります。外食の際などでマウスピースを外したあと、装着するのを忘れると、装着時間が不足します。
マウスピースの装着状況をスマートフォンなどで記録する習慣をつけると、装着時間の管理がしやすくなるでしょう。
装置の交換時期を守る
インビザラインでは、決められたタイミングで新しいマウスピースに交換することで歯を少しずつ動かしていきます。通常は1〜2週間に1回のペースで交換することになっており、この時期を守ることが治療を順調に進めるために欠かせません。
交換が遅れたり、自己判断で早めたりすると、歯の動きが計画とずれてしまい、治療全体の見直しが必要になることもあります。
スケジュールを守るためには、あらかじめカレンダーに交換日を記入したり、スマートフォンのアプリでリマインダーを設定したりするとよいでしょう。特に忙しい日常のなかでは、うっかり忘れることもあるため、目に見えるかたちで管理することが大切です。
歯磨きと装置のお手入れをしっかり行う
インビザライン矯正中は、常にマウスピースを口に入れている状態になるため、口腔内が不衛生になりやすいです。汚れたまま装着を続けると、虫歯や歯周病のリスクが高まるだけでなく、マウスピースの劣化や変形を招くおそれもあります。
そのため、インビザライン矯正中は、歯磨きと装置のお手入れをしっかり行うことが重要です。
歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシも活用し、細かい部分に付着した汚れもしっかり落としましょう。マウスピースはぬるま湯と専用の洗浄剤で洗浄し、清潔な状態で保管するようにしてください。
取り外したら適切に保管する
インビザラインのマウスピースは取り外しが可能ですが、外したときの取り扱いには十分な注意が必要です。
紙ナプキンやティッシュに包んだまま置くと、誤って捨ててしまうケースが非常に多くあります。また、直射日光の当たる場所や高温になる場所に置いておくと、変形する可能性もあります。
食事や歯みがきの際に取り外したら、必ず専用のケースに入れて保管しましょう。
定期的に歯科医院でチェックを受ける
インビザライン治療中は、一定期間ごとに歯科医院で経過を確認することが大切です。歯の動きが計画通りに進んでいるか、アタッチメントが正しく機能しているか、マウスピースに問題がないかなどを確認します。
これらのチェックを怠ると、ずれが生じていても気づかないまま治療が進み、結果的に調整が必要になることがあります。定期的な通院は、計画どおりに治療を進めるうえで欠かせないステップといえるでしょう。
まとめ

インビザラインの治療期間は、症例の内容や生活習慣によって大きく異なります。一般的な目安はあるものの、装着時間や通院の状況によっては予定より延びることもあります。計画どおりに進めるためには、マウスピースの管理と口腔内の健康維持が重要なポイントです。
また、歯並びが整ったあとには保定期間があり、この段階を丁寧に過ごすことで後戻りを防ぐことができます。インビザラインの治療期間について正しく理解し、治療前に流れや注意点を把握しておくことで、安心して矯正に取り組めるでしょう。
インビザラインを検討されている方は、仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、各分野を専門とするドクターがチームを組んで治療をおこなっています。小さなお子様から仕事で忙しい方、さらにはご高齢の方まで、生活スタイルに合わせた無理のない治療を提供いたします。
当院のホームページはこちら、お問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。
歯周病の原因と放置するリスク!予防する方法も
2026年2月12日
こんにちは。仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」です。

「歯ぐきが腫れている」「最近歯磨きをすると出血する」といった症状にお悩みの方もいるかもしれません。実は、こういった症状は歯周病の前兆の可能性があります。
歯周病は、自覚症状が少ないまま進行しやすく、気づいたときには歯を失うリスクが高まっていることも少なくありません。
今回は、歯周病の主な原因、放置した場合のリスク、そして自宅や歯科医院でできる予防法について詳しく解説します。歯周病にお悩みの方や、予防したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
歯周病とは

歯周病とは、口腔内の細菌が歯ぐきや歯を支える骨に感染し、炎症を引き起こすことで進行する疾患です。初期段階では歯肉炎から始まり、放置すると歯周炎に進行して歯を支える組織が破壊され、最終的には歯が抜けることもあります。
歯周病の症状
歯周病の主な症状は、歯磨き時の出血、歯肉の腫れや赤み、口臭、歯のぐらつき、歯肉の後退、噛むと痛い、膿が出るなどです。初期段階(歯肉炎)では歯茎が赤く腫れ、歯茎の先が丸く膨れる、歯と歯茎の境目が不明瞭になる、歯茎の色が暗赤色や紫色になるなどの変化が見られます。
進行すると冷たいものがしみる、歯茎が腫れたり引いたりを繰り返す、歯が長く見え歯と歯の間が広がる、口のねばつきなどが現れるでしょう。重度では歯槽骨の破壊が進み、歯が明らかに動揺し硬いものが噛みにくい状態になってしまうケースもあります。
歯周病の進行段階
歯周病は、主に4つの段階に分類されます。
まず初期段階を歯肉炎と呼び、歯ぐきが赤く腫れたり、歯みがきの際に出血したりする症状が現れます。この段階では、歯ぐきの炎症だけで、歯を支える骨にはまだ影響が及んでいません。適切なケアを行えば、改善が見込めます。
適切なケアが行われず進行すると、軽度歯周炎になります。炎症が歯ぐきの奥にまで進行し、歯を支える骨の一部が溶け始めます。この段階では、歯ぐきの腫れや出血に加え、歯と歯ぐきの間の歯周ポケットと呼ばれるすき間が深くなっていきます。
さらに進むと中等度歯周炎となり、歯を支える骨の破壊がより深刻になります。歯ぐきが下がって歯が長く見えるようになったり、歯がグラつくようになったりすることがあります。また、口臭が強くなる場合もあります。
重度歯周炎にまで進行すると、顎の骨の大部分が破壊されて歯の動揺がひどくなり、噛むことが難しくなることがあります。最終的には歯が自然に抜け落ちる可能性もあります。
歯周病の原因

歯周病の進行を食い止めるには、原因を正しく理解しておくことが大切です。ここでは、歯周病の原因を解説していきます。
歯垢と歯石の蓄積
歯垢(プラーク)は歯の表面や歯ぐきの境目に付着する細菌の塊で、歯周病の最大の原因です。これが蓄積すると歯ぐきに炎症を引き起こし、腫れや出血、歯周ポケットの深化を招きます。
時間が経つと唾液中のカルシウム分により硬化し、歯石となります。歯石は歯磨きで除去できず、表面のザラザラした凹凸が新たな歯垢の付着を促進し、細菌の温床となります。これにより慢性的な炎症が持続し、歯を支える骨の破壊を加速させます。
不十分な口腔ケア
最も大きな原因のひとつが、日常的な口腔ケアの不十分さです。歯垢(プラーク)は細菌の塊で、歯と歯ぐきの境目や歯間に残ったプラークが炎症の引き金となります。特に、歯磨きの際に歯ぐきとの境目を意識せず磨いていると、プラークを効果的に除去できません。
歯間ブラシやフロスを使わずにいると、歯と歯の間にプラークが留まり、炎症を起こしやすくなります。さらに、定期的に歯科医院でクリーニングを受けていないと、歯石が蓄積し、歯周病の進行を助長します。
喫煙
喫煙は歯周病の最大の危険因子の一つです。非喫煙者に比べて歯周病のリスクが高くなり、重症化しやすいことがわかっています。
主な原因は、ニコチンによる血管収縮・免疫機能低下・ヤニやタールの付着です。これにより、歯ぐきの炎症が進行し、出血症状が目立たず発見が遅れることもあります。
歯並びの乱れ
歯並びが乱れていると歯科ブラシが届きにくい部分が多くなり、プラークが蓄積しやすくなります。また、噛み合わせの不正も歯周組織に過度な負担をかけ、炎症を進行させる要因になります。
ストレスと生活習慣
ストレスが歯周病に与える影響は軽視できません。慢性的なストレスは、歯周病の発症や悪化を助長します。ストレスは免疫機能を低下させるため、歯周病菌に対する抵抗力が弱まるのです。
また、ストレスにより交感神経が優位になると、唾液の分泌量が減少し、口腔内が乾燥して細菌が繁殖しやすくなります。さらに、ストレスは無意識の歯ぎしりや食いしばりを引き起こし、歯と歯ぐきに過剰な負担をかけることで歯周病を悪化させます。
歯周病を放置するリスク

歯周病を放置すると、歯にさまざまな悪影響を与えるだけではなく、全身疾患のリスクを高める原因にもなります。口内に関するリスクとしては、以下が挙げられます。
- 歯ぐきの腫れと出血が慢性化する
- 歯槽骨の破壊が進む
- 歯がぐらつく・脱落するリスク増加
- 噛み合わせが悪化していく
- 強い口臭が発生する
続いて、全身へのリスクについてみていきましょう。
- 糖尿病の発症・悪化につながる
- 心血管疾患(心筋梗塞・狭心症など)のリスク増加
- 脳梗塞・脳卒中のリスク増加
- 誤嚥性肺炎のリスク増加
- アルツハイマー型認知症のリスク増加
歯周病を予防する方法

歯周病は、日々の積み重ねによって予防できる病気です。正しいケアと生活習慣を意識することで、発症や進行を抑えられるのです。
ここでは、歯周病を予防するための具体的な方法を紹介します。
正しい歯磨き方法を実践する
歯周病予防の基本は、毎日の歯磨きです。歯ブラシは軽く握り、毛先を歯と歯ぐきの境目に45度の角度で当てて小刻みに動かします。1本あたり10回以上のストロークを意識し、噛む面や歯の裏まで丁寧に磨きましょう。目安は1日2回、各2〜3分以上です。
歯間ブラシやフロスを併用し、使用後は丁寧に洗浄し、乾燥した場所に保管しましょう。歯ブラシは1か月で交換し、毛先が開いたら早めに替えることも大切です。
食生活を見直す
食生活を見直すことも、歯周病予防に直結します。
ビタミンCは、歯ぐきの修復や強化、免疫力向上に欠かせない栄養素です。いちご、キウイ、ブロッコリー、ピーマンなどに多く含まれているため、食事に積極的に取り入れることで歯周組織の健康を保てます。
ビタミンE(ナッツ類、かぼちゃ)やビタミンD(魚類、きのこ)も、炎症を抑え、骨を強化する働きがあり、歯周病の進行を抑える効果が期待されます。食物繊維を多く含む野菜(ごぼう、にんじん、キャベツ)、海藻、玄米、きのこ類は、噛む回数を増やすことで唾液の分泌を促し、口腔内の自浄作用を高めます。
禁煙する
禁煙は歯周病の予防・治療において最も効果的な対策の一つです。喫煙によって悪化していた口腔内環境は、禁煙により段階的に改善されます。禁煙後2~4週間で血管の収縮が緩和され、歯ぐきの血流が回復し、赤み・腫れ・出血といった炎症症状が改善され流とされています。
禁煙と並行して、正しい歯磨きや定期的な歯科検診を実践することで、歯周病予防がより効果的になります。
ストレスを軽減する
ストレスがたまると自律神経のバランスが崩れ、免疫力の低下や唾液の分泌量の減少を招き、歯周病のリスクが高まります。さらに、ストレスは歯ぎしりや食いしばりの原因にもなり、歯や歯茎に余計な負担をかける可能性があります。
歯周病を予防するためには、ストレスを上手に発散することが大切です。適度な運動や趣味の時間を設ける、十分な休養をとるなど、心と体の健康を保つ習慣が歯周病の予防にもつながります。
定期的に歯科検診を受ける
歯周病は初期段階では自覚症状が少なく、自分では気づかないうちに進行しているケースが多い病気です。そのため、定期的に歯科検診を受けることが非常に重要です。
一般的には3〜6か月に一度の頻度で歯科医院を受診し、歯ぐきの状態やプラークの付着、歯周ポケットの深さなどをチェックしてもらうことが推奨されています。
歯科検診では、虫歯や歯周病の有無を確認するだけでなく、専用器具を用いたプロフェッショナルクリーニングによって、日常のブラッシングでは取りきれないプラークや歯石を取り除いてもらえます。こうした処置は、歯周病のリスクを大幅に減らす効果があり、歯の健康寿命を延ばすポイントです。
まとめ

歯周病は、歯や歯ぐきの健康を損なうだけでなく、全身の健康にも深刻な影響を及ぼす可能性のある病気です。放置すると歯の喪失や口臭、さらには糖尿病や心疾患、脳卒中などのリスクを高めることがわかっています。
しかし、歯周病は日常の正しい口腔ケアや生活習慣の見直し、定期的な歯科検診によって予防できる病気です。特に歯間ケアや禁煙、ストレス管理は効果的な対策といえます。
歯周病の治療を検討されている方は、仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、各分野を専門とするドクターがチームを組んで治療をおこなっています。小さなお子様から仕事で忙しい方、さらにはご高齢の方まで、生活スタイルに合わせた無理のない治療を提供いたします。
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妊娠中のインプラント治療は安全?リスクと判断基準
2026年2月5日
こんにちは。仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」です。

歯を失った際の治療法として、インプラント治療を検討する方は多いでしょう。しかし、妊婦さんや妊娠を考えている方の場合「赤ちゃんへの影響は大丈夫なのか」「治療の途中で妊娠がわかったらどうすればいいのか」と不安を感じる方も少なくありません。
この記事では、妊娠中のインプラント治療に関するリスクや、治療中に妊娠が判明した場合の対応策を詳しくまとめています。
妊娠中でもインプラントはできる?

妊娠中でもインプラント治療を受けること自体は可能です。しかし、妊娠期は体調が変わりやすいことや、レントゲン撮影や麻酔を伴う外科的処置は負担が大きいことから、多くの歯科医師は治療を控えるよう勧めています。
インプラントは人工歯根を顎の骨に埋め込む手術であり、母体への負荷が避けられません。胎児への影響も考慮する必要があるため、妊娠前に治療を終えるか、出産後に再開する流れが一般的です。
妊娠中にインプラント治療を行うリスク

妊娠中の体は、通常とは大きく異なる状態にあります。そのため、インプラント治療を行うことで母体や胎児に対して次のようなリスクが生じる可能性があります。
放射線による胎児への影響
インプラント治療では、骨の状態や神経の位置を正確に把握するためにレントゲンや歯科用CTの撮影が行われます。一般的なレントゲンの被ばく量は非常に少なく、成人にとっては問題のない範囲ですが、発育途中の胎児にとっては絶対に安全とは言い切れません。
特に、インプラント治療では通常の歯科診療よりも撮影の回数や種類が増えることもあるため、妊娠中は可能な限り避けるのが理想でしょう。
麻酔や薬剤による影響
インプラント手術では局所麻酔を使用しますが、処置内容によっては通常の治療より麻酔量が増えることがあります。加えて、術後には感染予防の抗生物質や痛み止めが処方されるケースも少なくありません。
妊婦が摂取した薬剤は、血流を通じて胎児に届く可能性があるため、薬の種類や投与量には慎重な判断が必要です。
出血のリスク
インプラント手術は歯茎を切開し、顎の骨に穴を開ける外科処置です。そのため、通常の歯科治療より出血が多くなることがあります。
仰向けの姿勢による腹部への圧迫
インプラント治療は仰向けの姿勢で行われます。妊娠後期になると胎児とともに子宮が大きくなり、腹部大動脈を圧迫して血流が低下することがあります。この状態が続くと、気分不良や吐き気、重い場合には意識が遠のくこともあります。
インプラント治療は治療時間が長くなることもあるため、仰向け姿勢の負担がより大きくなりやすい点が問題です。
妊娠中の体調変化とストレスの影響
妊娠中はホルモンの変動により、歯茎が腫れやすく炎症が起こりやすい状態です。インプラント周囲の組織も同様に炎症を起こしやすくなるため、治療の成功率に影響が出る恐れがあります。
さらに、インプラント治療は複数回の手術や長期的な通院が必要になることもあり、つわりや疲労感に加わる精神的ストレスが母体への負担となります。このようなストレスは、早産や低体重児出産のリスクを高めることがあるため、治療時期の判断には慎重にならなければなりません。
妊娠中でインプラントを行うタイミング

インプラント治療を検討している妊婦さんの中には、さまざまな事情から早めの治療を希望する方もいます。そのような場合には、治療を行うタイミングを慎重に判断することが大切です。
妊娠初期は、胎児の重要な器官が形成される時期で、母体に強い負担をかける治療は避けたい段階です。反対に、妊娠後期はお腹が大きくなることで仰向け姿勢がつらくなり、長時間の処置が難しくなります。
こうした点を踏まえると、一般的には妊娠5〜7ヶ月にあたる妊娠中期が、母体・胎児ともに負担を抑えられる時期と考えられるでしょう。ただし、安定期だから絶対に安全というわけではなく、あくまで他の時期と比べてリスクが低いという位置づけであることを理解しておく必要があります。
妊娠中に治療が可能かどうかは、妊娠週数、母体の健康状態、治療の緊急性などによって判断が大きく変わります。そのため、歯科医師だけでなく産婦人科医にも事前に相談し、双方が情報を共有したうえで治療方針を決めることがもっとも安全な進め方です。
医師同士の連携が取れていることで、母体と胎児の健康を守りながら治療を行うための準備が整います。
インプラント治療中に妊娠が判明した場合の対応

インプラント治療を進めている途中で、妊娠がわかった場合はどうしたらよいのでしょうか。この場合、まずは担当の歯科医師へ妊娠したことを速やかに知らせましょう。
妊娠していることを歯科医師が知らないまま治療を続けると、本来は妊婦に使用を避けるべき薬剤を使用したり処置が行われたりする恐れがあります。麻酔や抗生物質、鎮痛薬は種類や投与量に注意が必要で、妊娠を伝えておくことで安全性に配慮できます。
治療途中で妊娠が判明した場合、多くのケースでは一旦治療を中断します。歯がない状態の場合には、仮歯や部分入れ歯などを用いて、見た目や噛む機能を一時的に補う対応も行うのが一般的です。
また、インプラント体の埋入まで完了している場合でも、追加の外科処置は、出産後に改めて行う流れが推奨されます。
妊活中の方へのポイント
まだ妊娠していないものの妊活中という方は、インプラント治療を検討する段階で妊娠を希望していることを歯科医師に伝えておきましょう。妊娠前に治療が完了するようスケジュールを調整したり、産後に治療を開始する計画に切り替えたりと、状況に合わせた進め方が選びやすくなります。
妊娠中にできるインプラント以外の治療・選択肢

妊娠中にインプラント治療が受けられない場合でも、歯を補うための方法はいくつかあります。出産までの期間を安全に過ごすための現実的な選択肢として、次のような対応が考えられます。
仮歯による一時的な対応
抜歯した部分がある場合、もっとも手軽に行えるのが仮歯での対応です。仮歯は見た目や噛む機能を一時的に補うためのもので、インプラント治療を再開できる時期になったら本格的な治療へ移行します。
妊娠中でも問題なく装着でき、身体への負担も少ないため、治療を延期する際の一般的な方法としてよく選ばれています。
部分入れ歯やブリッジによる対応
部分入れ歯は、失った歯の隣の歯にバネをかけて義歯を支える仕組みで、噛む機能をある程度補うことができます。ただし、金属のバネが見えることがある点や、噛む力が天然歯の3〜4割程度にとどまる点はデメリットといえるでしょう。
一方、ブリッジは抜歯した部分の両隣の歯を土台にして被せ物を装着する治療で、外科手術を伴わず治療期間も短いため、妊娠中の負担は少ない方法といえます。健康な隣の歯を削る必要があるため、長期的にはその歯への負担が増える可能性があります。
妊娠中でも可能な口腔ケア
出産後にインプラント治療を再開する予定がある場合、妊娠中にお口の状態を良好に保つことがとても重要です。
前述のように、妊娠中は歯肉炎が起こりやすい時期です。定期的にクリーニングを受けて口腔環境を整えておくようにしましょう。産後のインプラント治療をスムーズに進められるだけでなく、成功率の向上にもつながります。
まとめ

妊娠中のインプラント治療の施術自体は可能であっても、母体と胎児への負担やリスクが多いため、治療は妊娠前に完了させるか、出産後に改めて再開するケースが一般的です。
また、治療中に妊娠が判明した場合は、できるだけ早く歯科医師へ連絡し、産婦人科医とも連携しながら対応を検討することが欠かせません。妊娠中の歯科治療に不安がある場合は、まず担当医に率直に状況を伝え、安心して治療を進められる方法を一緒に相談していきましょう。
インプラント治療を検討されている方は、仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、各分野を専門とするドクターがチームを組んで治療をおこなっています。小さなお子様から仕事で忙しい方、さらにはご高齢の方まで、生活スタイルに合わせた無理のない治療を提供いたします。
当院のホームページはこちら、お問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。