歯石取りの費用はいくら?処置の流れや頻度も
2026年6月11日
こんにちは。仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」です。

歯石は、歯の表面に付着したプラーク(歯垢)が唾液中の成分と反応して石のように硬くなったもので、ブラッシングだけでは落とせません。歯科医院での歯石取りは、歯周病や虫歯の予防、口臭の改善に効果的とされており、多くの人が定期的に受けています。
しかし、初めて受ける方にとっては、処置の内容や費用、どのくらいの頻度で通うべきなのか疑問に思うことも多いでしょう。
今回は、歯石取りの処置の流れや費用、頻度、メリット・デメリットなどについて詳しく解説します。
歯医者の歯石取りの費用

歯石は、歯の表面に付着したプラーク(歯垢)が唾液中のカルシウムやリンと結合して石のように硬くなったものです。歯みがきだけでは取り除けないため、歯科医院での専門的な処置が必要です。
歯石取りの費用は、保険が適用される場合と自費の場合で大きく異なります。以下では、保険診療と自費診療のそれぞれの費用について解説します。
保険診療の歯石取り
保険が適用されるのは、主に歯周病の治療目的で行われる歯石除去に限られます。たとえば、歯茎の腫れや出血、歯石の沈着による歯周炎が認められる場合には、健康保険を利用して処置を受けることができます。
保険診療の範囲内では、歯科医師や歯科衛生士が歯茎より上に付着している歯肉縁上歯石や、歯茎の下に隠れている歯肉縁下歯石を専用の機器で除去します。超音波スケーラーやハンドスケーラーを用いて、歯石やプラークを効率的に取り除いていきます。
費用は3割負担の方の場合、1回あたりおよそ2,000円〜3,000円程度です。歯石が多く、1回の通院ではすべて取り切れない場合は、数回に分けて通院することもあります。
定期的に歯石とりを受けることで、歯周病の進行を抑えて歯の健康を守ることができます。
自費診療の歯石取り
自費診療での歯石取りは、保険診療よりも費用は高くなりますが、使える道具や時間に制限がないため、より丁寧で快適なクリーニングが受けられる点がメリットです。費用相場は1回あたり5,000円〜1万5,000円ほどで、施術内容によって異なります。
歯科専用の機器を使って、歯の表面に残る着色汚れや細かな歯垢まで徹底的に除去するため、見た目の美しさだけでなく、口臭や虫歯予防の効果も期待できます。
自費診療になるのは、主に予防を目的とするクリーニングなどが該当します。
歯石を放置するリスク

歯石がたまった状態を放置すると、見た目の問題だけでなく、口腔内や全身の健康にも深刻な影響を及ぼす可能性があります。以下に、歯石を放置することによるリスクを解説していきます。
歯周病の発症・進行につながる
歯石は細菌のすみかとなり、歯ぐきに炎症を引き起こして歯周病を招きます。また、歯石の表面はざらざらとしているため、汚れや細菌が残りやすい環境になります。
歯周病が進行すると、歯ぐきが下がり、最終的には歯がグラグラして抜けてしまうこともあります。初期段階では自覚症状がないことも多いため、放置していると気づかないうちに進行する恐れがあります。
口臭の悪化
歯石や歯垢に含まれる細菌が、口臭の悪化を招くことがあります。細菌が出す老廃物や、歯周病による膿が口臭の原因となるため、歯石を放置し続けると口臭が強くなることがあります。
口臭があるかどうかは自分では気づきづらく、他人に悪印象を与えている可能性があります。定期的な歯石除去と日々の口腔ケアが、口臭予防には欠かせません。
歯の黄ばみや見た目の悪化
歯石が付着してから時間が経つと、茶色や黒っぽく変色することがあります。このため、歯が全体的にくすんで見えたり、歯ぐきのきわが黒ずんで見えたりするケースもあります。この状態では、清潔感に欠ける印象を与えてしまうかもしれません。
歯石は日常の歯磨きでは落とせず、歯科医院でのクリーニングで除去する必要があります。定期的に歯石を除去することで、歯の表面を清潔に保ち、本来の白さを維持できるようになります。見た目を気にする人ほど、こまめに歯科医院を受診して歯石取りを受けるべきといえます。
全身疾患の悪化・発症
近年の研究では、歯周病菌が血液を通じて全身をめぐり、糖尿病や心疾患、誤嚥性肺炎といった病気を発症・悪化させる可能性があるとされています。妊娠している方においては、早産や低出生体重児のリスクが高まることも報告されています。
特に、高齢者や持病を抱える方にとっては、歯石を放置することが全身の健康リスクにも直結するのです。
歯医者の歯石取りの流れ

歯石取りの重要性を解説してきましたが、「実際にどんな流れで処置が進むのか」と不安に感じる方もいるかもしれません。ここでは、一般的な歯石取りの流れをご紹介していきます。
診察とレントゲン撮影
まずは、口腔内の状態を確認するために、問診や視診、必要に応じてレントゲン撮影を行います。歯石の付着状態や歯周ポケットの深さ、歯周病の進行状況を確認したうえで、処置の内容や進め方を決めていきます。
患者さまにあった処置を行うためには、非常に重要な工程といえます。
歯石取り・クリーニング
次に、歯石を除去します。主にスケーラーという専用の器具を使って、歯の表面や歯と歯茎の間にこびりついた歯石を丁寧に取り除きます。手用スケーラーのほか、超音波スケーラーを使うこともあり、歯石の量や付着部位に応じて適切な方法を選択して対応していきます。
歯石を除去した後は、歯の表面がザラザラしていることがあるため、ポリッシングと呼ばれる研磨作業も行います。研磨剤を使用して歯をなめらかに仕上げることで、汚れが再び付着しにくくなる効果が期待できます。また、見た目も清潔になるでしょう。
この処置は基本的に痛みを伴うものではありませんが、歯石が多量に付着している方や、歯茎が弱っている方の場合、チクチクとした痛みを感じることもあります。不安な方は、事前に歯科医師に相談しておきましょう。
ブラッシング指導
歯石取りのあとには、適切なセルフケアの方法について指導を行うことも多いです。例えば、歯ブラシの選び方や磨き方、歯間ブラシやデンタルフロスの使い方など、患者さまの口腔状態に合った内容をアドバイスしていきます。
毎日のセルフケアを改善することで、歯石の再付着を防ぎ、良好な口腔環境を保ちやすくなります。日々のケアの質を向上させるためにも、積極的に受けると良いでしょう。
定期検診
一度歯石を除去しても、日々のケアや飲食物などの影響で再び歯石が溜まることがあります。このため、一般的には3か月から6か月に1回程度の定期検診が推奨されています。
この頻度で定期的に歯科医院を受診していれば、何らかのトラブルが起こっていても早期に発見・治療していけます。定期検診を続けることで、口腔内の健康を維持しやすくなるのです。
歯石取りを受ける頻度

歯石取りの頻度は、個人の口腔内の状態や生活習慣などによって異なります。一般的には、3か月〜6ヶ月に1回程度が推奨されます。
ただし、歯周病のリスクが高い方や、すでに歯周病が進行している方は、1か月〜2か月に1回の短い周期で受けるよう指示されることもあります。特に、喫煙習慣がある方や、糖尿病などの全身疾患がある方は、歯周病になりやすいため、よりこまめにケアする必要があるでしょう。
一方で、口腔内の状態が安定している方や、セルフケアがしっかり行えている方は、半年に1回の歯石取りでも問題ないケースもあります。
定期的に歯科医院でチェックを受け、歯科医師とも相談しながら、自分に合った頻度を見極めることが大切です。
まとめ

歯石の除去は、見た目の美しさだけではなく、口腔内の健康を守るために欠かせない処置です。歯石を放置すると歯周病をはじめとするさまざまなトラブルを招く可能性があるため、定期的な歯科受診が重要です。
歯石取りを検討されている方は、仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、各分野を専門とするドクターがチームを組んで治療をおこなっています。小さなお子様から仕事で忙しい方、さらにはご高齢の方まで、生活スタイルに合わせた無理のない治療を提供いたします。
当院のホームページはこちら、お問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。
奥歯の虫歯はなぜできる?原因や放置するリスク、治療法を解説
2026年6月4日
こんにちは。仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」です。

奥歯の虫歯は、多くの方が経験する身近な口腔トラブルの一つです。
前歯と比べて目で確認しにくく、初期段階では自覚症状もほとんどないため、気付いたときには進行しているケースも少なくありません。また、奥歯は食べ物をすりつぶす重要な役割を担っており、虫歯によって機能が低下すると食事や日常生活にも影響を及ぼします。
この記事では、奥歯が虫歯になりやすい理由、進行度に応じた治療法、放置するリスク、そして予防方法について詳しく解説します。
奥歯が虫歯になりやすい理由

奥歯は口の中でも特に虫歯が発生しやすい部位です。その背景には、歯の構造や口腔内環境が深く関係しています。
歯ブラシが届きにくい
奥歯は口の最も奥に位置しているため、歯ブラシの毛先が十分に当たりにくい部位です。
また、奥歯の噛む面には深い溝が存在します。この溝には食べかすやプラークが蓄積しやすく、歯ブラシだけでは完全に除去できない場合があります。磨いているつもりでも実際には汚れが残っていることがあり、その状態が続くと虫歯菌が酸を産生し、歯質が溶かされていきます。
特に生えたばかりの永久歯は歯質が未成熟であるため、子どもの奥歯は虫歯リスクが高いとされています。大人でも磨き方に偏りがあると、虫歯になるリスクは高まります。
唾液が届きにくい
唾液には、食べかすや細菌を洗い流して口の中を清潔に保つ働きがあります。また、歯の表面を修復する再石灰化にも関わっており、虫歯予防に欠かせない存在です。
しかし、奥歯は口の奥に位置し、噛む面の溝も複雑なため、唾液が十分に行き渡りにくい部分があります。その結果、汚れや細菌が残りやすくなり、虫歯が発生しやすい環境になるのです。
特に奥歯の溝や歯と歯の間では唾液の作用が十分に働きにくいため、毎日丁寧に歯磨きをすることが重要です。
奥歯の虫歯の治療法

奥歯の虫歯は、進行の程度に応じて治療方法が異なります。ここでは、軽度・中度・重度のケースに分けて、一般的な治療法をご紹介します。
軽度の虫歯の治療法
軽度の虫歯は、歯の表面であるエナメル質に限局している状態です。この段階では痛みを感じないケースが多く、歯科検診で偶然発見されることもあります。
虫歯部分を最小限削り、コンポジットレジンと呼ばれる歯科用樹脂を詰める治療が一般的です。治療時間も短く、通常は1回で完了します。初期段階の場合には、フッ素塗布や適切な口腔ケアによって経過観察を行うこともあります。
中度の虫歯の治療法
中度の虫歯は、エナメル質の内側にある象牙質まで進行した状態です。冷たいものや甘いものを口にした際にしみる症状が現れることがあります。
治療では、虫歯に侵された部分を取り除いたうえで、失われた歯質を補うための修復処置を行います。虫歯の範囲が小さい場合は詰め物を装着し、広範囲に及んでいる場合は被せ物を装着して機能を回復させます。
この段階で適切な治療を受けることで、神経まで虫歯が進行するのを防ぎやすくなります。早期の受診は歯を残すためにも重要です。
重度の虫歯の治療法
重度の虫歯は、虫歯が歯の神経まで達している状態です。強い痛みが生じたり、何もしていなくても痛みを感じたりすることがあります。また、神経が壊死すると一時的に痛みがなくなる場合もありますが、感染は進行しています。
治療では、感染した神経や細菌を取り除く根管治療を行います。根の内部を丁寧に洗浄・消毒したあと、薬剤を充填し、最終的に被せ物を装着して歯の機能を回復させます。
一方で、虫歯による破壊が大きく、歯を保存することが難しい場合には抜歯が必要になることもあります。そのため、重度の虫歯になる前に治療を受けることが大切です。
奥歯の虫歯を放置するリスク

奥歯にできた虫歯をそのままにしておくと、さまざまな問題が発生します。ここでは、虫歯を放置することで生じるリスクについて詳しく解説します。
痛みや腫れが悪化する
虫歯を放置すると、細菌による感染が歯の内部へ進行し、神経や周囲の組織に炎症を引き起こします。その結果、冷たいものや温かいものがしみるだけでなく、何もしていなくても痛みを感じるようになることがあります。
さらに症状が進行すると、歯ぐきや顎の周辺にまで炎症が広がり、腫れや膿が生じる場合もあります。痛みによって食事や会話がしづらくなることもあり、日常生活への影響は少なくありません。
虫歯による炎症は自然に改善することがないため、症状が軽いうちに歯科医院で適切な治療を受けることが重要です。
噛み合わせが乱れる
奥歯は食べ物をすりつぶす重要な役割を担っています。
しかし、虫歯が進行して歯の一部が欠けたり、大きく損傷したりすると、十分に噛むことが難しくなります。
噛みにくさを感じると、無意識のうちに反対側ばかりで食事をするようになり、口の中のバランスに偏りが生じることがあります。また、噛む力が均等に伝わらなくなることで、周囲の歯にも負担がかかります。
奥歯の虫歯を早めに治療することは、歯の健康だけでなく、食事を快適に行うためにも大切です。
歯を失うリスクが高まる
虫歯が進行して歯の大部分が失われると、治療による保存が難しくなることがあります。
奥歯を失うと食べ物をしっかり噛むことが難しくなり、食事のしやすさにも影響を及ぼします。また、失った部分をそのままにすると、周囲の歯に負担がかかったり、歯並びに変化が生じたりする可能性もあるでしょう。
天然歯は一度失うと元に戻らないため、虫歯の早期発見と早期治療が大切です。
奥歯が虫歯になるのを防ぐ方法

奥歯の虫歯を防ぐためには、毎日のセルフケアと生活習慣の見直しが欠かせません。
しっかり歯磨きをする
奥歯は口の奥に位置しているため、歯ブラシの毛先が当たりにくく、磨き残しが発生しやすい部位です。特に噛む面の溝や歯と歯ぐきの境目には汚れが蓄積しやすいため、意識して清掃することが重要です。
歯磨きを行う際は、歯ブラシを小刻みに動かしながら1本ずつ丁寧に磨くことを心がけましょう。奥歯の内側や一番奥の歯までしっかり毛先を届かせることで、プラークの除去につながります。
デンタルフロスや歯間ブラシを使用する
虫歯は、歯と歯が接する部分から発生することも少なくありません。
しかし、歯ブラシだけではこうした狭いすき間の汚れを十分に取り除くことは困難です。そこで活用したいのがデンタルフロスや歯間ブラシです。これらを使用することで、歯ブラシの毛先が届かない部分に付着したプラークや食べかすの除去が期待できます。
歯ブラシだけでなく補助清掃用具を取り入れることで、奥歯を含めた口腔内全体をより清潔な状態に保ちやすくなります。
フッ素入りの歯磨き粉を使用する
フッ素には、歯の表面を強くし、虫歯菌が出す酸に対する抵抗力を高める働きがあります。
特に奥歯のように虫歯ができやすい部位では、毎日のケアにフッ素を取り入れることが非常に有効です。フッ素入りの歯磨き粉を使用するだけでも虫歯のリスクを減らす効果が期待できます。
また、歯科医院では高濃度のフッ素塗布を受けることもできます。これは虫歯予防としてとても有効なため、定期検診の際に相談してみるとよいでしょう。
食生活を見直す
虫歯は、口の中にいる細菌が糖分を利用して酸を作り出し、その酸によって歯が溶かされることで発生します。
そのため、虫歯を予防するためには糖分の量だけでなく、摂取する頻度にも注意が必要です。甘いお菓子や清涼飲料水を何度も口にすると、口腔内が酸性の状態に傾く時間が長くなります。
食事や間食の時間を決め、だらだらと飲食を続けないよう意識することが大切です。また、食後は水やお茶を飲んだり、できるだけ早めに歯磨きを行ったりすることで、口の中を清潔に保ちやすくなります。
定期的に歯科検診を受ける
奥歯の虫歯は見えにくい場所にできるため、自分では異常に気付きにくいことがあります。痛みなどの症状が現れたときには、虫歯が進行しているケースも少なくありません。
定期的に歯科医院を受診することで、初期の虫歯や磨き残しが多い部分を確認できます。また、専門的なクリーニングによって日常の歯磨きでは落としきれない汚れの除去も可能です。
虫歯は早い段階で発見できるほど治療の負担を抑えやすいため、定期的に歯科検診を受けることが大切です。
まとめ

奥歯は歯ブラシが届きにくく、汚れがたまりやすいため、虫歯が発生しやすい部位です。自覚症状がないまま進行することもあり、気付いたときには治療が必要な状態になっている場合もあります。
虫歯が進行すると治療の負担が大きくなるため、毎日の丁寧な歯磨きやデンタルフロスの使用、フッ素の活用などによる予防が重要です。また、定期的に歯科検診を受けることで、虫歯の早期発見・早期治療につなげられます。
奥歯を健康な状態で維持するためにも、日頃から適切なセルフケアと歯科医院での管理を継続しましょう。
虫歯にお悩みの方は、仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、各分野を専門とするドクターがチームを組んで治療をおこなっています。小さなお子様から仕事で忙しい方、さらにはご高齢の方まで、生活スタイルに合わせた無理のない治療を提供いたします。
当院のホームページはこちら、お問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。