歯周病を予防するために!自宅でできることと歯科医院で行うこと

2026年6月18日

こんにちは。仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」です。

歯周病で赤くなった歯茎

歯ぐきの腫れや出血、口の中のネバつきなどに心当たりがある場合、歯周病のサインかもしれません。歯周病は、初期には自覚症状が少なく、気づかないうちに進行する厄介な病気です。放置すると歯ぐきやあごの骨がダメージを受け、最終的には歯を失うこともあります。

しかし、日々のセルフケアや歯科医院での定期的なケアによって予防・管理が可能です。

今回は、歯周病の予防方法について詳しく解説します。

歯周病とは

歯周病になった歯をルーペで拡大すると歯石に細菌が繁殖しているイメージ

歯周病とは、歯と歯ぐきの間にたまった細菌によって引き起こされる慢性的な炎症性の病気です。初期の段階では歯ぐきが赤く腫れる歯肉炎が起こり、放っておくと炎症が進んで歯を支える骨が破壊される歯周炎へと移行します。

歯周病は痛みなどの自覚症状がほとんどないまま進行するため、気づいたときには重症化していることも少なくありません。最終的には歯がぐらつき、最悪の場合には抜け落ちることもあります。

また、最近の研究では、歯周病が糖尿病や動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、さらには認知症などの全身疾患とも深く関連していることが明らかになっています。歯周病を予防することは、全身の健康維持にもつながる重要な取り組みなのです。

歯周病を予防するために自宅でできること

歯周病の予防で鏡を見ながら丁寧に歯みがきをしている男性

歯周病を予防するためには、日々のセルフケアが非常に重要です。歯科医院でのケアも大切ですが、毎日の積み重ねがあるからこそ、その効果が持続するのです。

ここでは、自宅で実践できる具体的な予防策をご紹介します。

正しい歯磨き習慣を身につける

歯周病予防の基本は、やはり毎日の歯磨きです。

しかし、ただ磨くだけでは汚れを完全には落とせません。歯と歯ぐきの境目に沿ってブラシを軽く当て、小刻みに動かしながら磨くことが大切です。力を入れすぎると歯ぐきを傷つける恐れがあるため、やさしく丁寧に磨くよう心がけましょう。

1日に2回以上、特に就寝前の歯磨きは欠かさず行うようにしてください。

デンタルフロスや歯間ブラシの活用

歯ブラシでの清掃だけでは、歯と歯の間に残るプラークを完全に取り除くことは困難です。そこで有効なのが、デンタルフロスや歯間ブラシの使用です。これらの補助清掃用具を取り入れることで、歯周病の原因となるプラークを効率よく除去できるようになります。

デンタルフロスは歯と歯の隙間が狭い部分に、歯間ブラシは隙間がやや広い部分に使用すると効果的です。使用する際は、無理な力を加えずやさしく動かすことがポイントです。

また、毎日のブラッシング後の習慣として取り入れることで、歯周病の予防につながるだけでなく、口臭の軽減や虫歯予防にも効果があります。

食生活の見直しと栄養管理

食生活は歯周病の予防に大きな影響を与えます。糖分の多い食べ物や飲み物ばかりを摂っていると、口の中で細菌が繁殖しやすくなり、歯周病の原因となるプラークが増加します。また、栄養バランスの偏った食事が続くと、歯ぐきの抵抗力が弱まり、炎症が起きやすくなります。

歯周病を予防するためには、ビタミンCやビタミンD、カルシウムなどを含む栄養素を意識して取り入れることが大切です。ビタミンCは歯ぐきの健康を保ち、ビタミンDとカルシウムは歯や骨の強化に役立ちます。

また、よく噛んで食べることで唾液の分泌が促され、自然な自浄作用が働きやすくなります。毎日の食事を見直すことが、歯ぐきの健康を守る第一歩です。

禁煙

喫煙は歯周病の大きなリスク要因のひとつです。タバコを吸うと歯ぐきの血行が悪くなり、免疫力が低下して炎症が進みやすくなります。さらに、歯周病の治療を受けていても効果が出にくくなることがわかっています。

禁煙すれば歯ぐきの健康が回復しやすくなり、歯周病の進行を抑えることができます。歯の健康を守るために、まずは禁煙に取り組むことが大切です。

口腔内の乾燥対策

お口の中が乾燥すると、細菌が増えやすくなり、歯周病が進行する原因になります。そのため、口腔内を乾燥させないことも歯周病予防につながります。水分をこまめに摂ったり、鼻呼吸を意識したりすることで、口の中の潤いを保てるでしょう。

唾液には、細菌の繁殖を抑える自浄作用があるため、唾液の分泌を促すことも大切です。ガムを噛んだり、舌のストレッチをしたりといった工夫も、唾液の分泌を助けてくれます。

ストレス管理と全身の健康維持

ストレスや睡眠不足は、歯周病の症状を悪化させる原因になることがあります。ストレスを感じると体の免疫力が落ち、歯ぐきの炎症が進みやすくなるのです。また、睡眠不足も免疫機能の低下につながります。

日常生活の中で、リラックスできる時間を持つことや質の良い睡眠をとることは、歯周病の予防にも効果的です。心と体の健康を意識することが、結果として口内の健康にもつながります。

歯周病を予防するために歯科医院で行うこと

歯石除去(スケーリング)のイメージ

自宅でのケアに加え、歯科医院での専門的なケアを受けることで、歯周病予防の効果をさらに高められます。歯科医院では、歯の状態を正確に把握したうえで患者さまにあった予防処置やアドバイスを行うためです。

ここでは、歯科医院で行われるおもな歯周病予防の内容について詳しく解説していきます。

プロフェッショナルクリーニング(PMTC)

PMTCとは、歯科衛生士が専門の器具やペーストを使って歯の表面を丁寧に清掃する処置です。自分では落としきれない歯の汚れを取り除き、歯周病の原因である細菌の数を減らすことができます。

歯石除去(スケーリング)

歯石は、歯垢が硬くなって歯に強く付着したものであり、自宅での歯磨きでは取り除くことができません。歯石がたまると、そこに細菌が繁殖しやすくなり、歯ぐきの炎症や出血を引き起こす原因になります。

そのため、専用の器具を使って歯石を取り除くスケーリングが行われます。特に、歯と歯ぐきの境目にある歯周ポケットの中に付着した歯石は目に見えにくく、自分では気づきにくいため専門的な処置が必要です。

定期的に歯石を除去することで、歯周病の進行を抑えられるでしょう。

ブラッシング指導

正しい歯磨きができているつもりでも、磨き残しがある方は少なくありません。そこで役立つのが、歯科医院で受けられるブラッシング指導です。

歯科衛生士が一人ひとりの磨き方のクセや口の中の状態を確認し、適切なブラシの選び方や動かし方を丁寧に教えてくれます。磨き残しやすい部分を意識して磨けるようになることで、日々のケアの質が向上し、歯周病の予防につながります。

口腔内の精密検査

初診時には、歯ぐきの状態や歯周ポケットの深さ、歯の揺れ、歯石の付着状況などを細かく調べる精密検査が行われます。レントゲン撮影を含むこれらの検査によって、目に見えない部分の炎症や骨の破壊の程度まで正確に把握することができます。こうした情報をもとに一人ひとりにあった治療計画が立てられるため、より効果的な予防や治療が実現します。

フッ素塗布や抗菌処置

歯科医院では、フッ素を歯の表面に塗布する処置も行われます。フッ素には歯を強くする効果があるほか、歯が溶けるのを防ぐ再石灰化を促す作用もあります。

また、歯周病の原因となる細菌を抑える抗菌薬を使った処置などもあり、必要に応じて選択されます。これらの処置により、歯ぐきや歯を守る環境を整えることができ、歯周病の予防効果を高められます。

まとめ

適切なケアで歯周病を予防している笑顔のミドル夫婦

歯周病は、自覚症状が少ないまま進行し、最悪の場合は歯を失う原因にもなる病気です。しかし、正しい知識を持って日々のケアを続け、歯科医院での専門的なチェックを受けることで、十分に予防できるでしょう。毎日の歯磨きや食生活の見直し、禁煙、そしてストレス管理など、自宅でできることもたくさんあります。

さらに、歯科医院での定期的なクリーニングやブラッシング指導を受けることで、歯周病のリスクを大きく減らせます。歯ぐきの健康を守ることは、全身の健康を守ることにもつながります。

歯周病を予防したいとお考えの方は、仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、各分野を専門とするドクターがチームを組んで治療をおこなっています。小さなお子様から仕事で忙しい方、さらにはご高齢の方まで、生活スタイルに合わせた無理のない治療を提供いたします。

当院のホームページはこちらお問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。

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