前歯を入れ歯にするメリットとデメリット!入れ歯の種類も
2026年4月30日
こんにちは。仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」です。

前歯は、見た目や発音、食事など、日常生活の多くの場面に影響を与える重要な歯です。そのため、前歯を失うことは、機能面だけでなく精神的にも大きな負担となることがあります。
失った前歯を補う手段のひとつに入れ歯がありますが、どのような種類があるのか、見た目や噛み心地はどうなのかといった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
今回は、前歯を入れ歯にするメリットやデメリット、入れ歯の種類などについて詳しく解説します。
前歯を失う原因

まずは、前歯を失う原因について確認しましょう。
虫歯
虫歯は歯の表面に付着した細菌が糖分を分解し、酸を生み出すことで歯を溶かしていく病気です。前歯は一見すると汚れが付きにくいように見えますが、歯と歯の間や裏側にはプラークが残りやすく、そこから虫歯が進行することがあります。
初期の段階では自覚症状がほとんどなく、気づいたときには神経まで達しているケースも少なくありません。神経にまで感染が及ぶと根管治療という大掛かりな治療が必要になります。さらに進行すると、歯の保存が難しくなり、抜歯が必要になるリスクが高まります。
また、一度治療した歯でも、詰め物や被せ物の隙間から再び虫歯が広がることがあるため注意が必要です。
歯周病
歯周病は、歯と歯ぐきの境目にたまった細菌によって炎症が起こり、歯を支える組織が徐々に弱くなる病気です。はじめは歯ぐきの腫れや出血といった軽い変化が見られる程度ですが、痛みがほとんどないため気づきにくい点が特徴です。
そのまま進行すると、歯を支えている骨が溶け、歯がぐらつく状態へと変化していきます。さらに症状が進むと、歯を支えきれなくなり抜歯が必要になるケースもあります。
毎日の歯磨きに加えて歯間ケアを取り入れること、そして歯科医院での定期的なチェックが進行を防ぐうえで重要です。
外傷
転倒やスポーツ中の接触、事故などによって、前歯が折れたり抜け落ちたりすることがあります。前歯は顔の中心に位置しているため、衝撃を受けやすい部位でもあります。特に、子どもや若い世代では、運動中のケガが原因で前歯を失うケースが多く見られます。
また、大人でも転倒や不慮の事故で前歯を損傷することは珍しくありません。外傷によって歯が折れた場合、すぐに歯科医院で適切な処置を受けないと保存が難しくなり、抜歯に至ることもあります。
前歯の入れ歯の種類と費用

前歯の入れ歯にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。ここでは、保険診療と自費診療の入れ歯について解説します。
保険診療の入れ歯
保険診療で作製される前歯の入れ歯は、費用面の負担を抑えやすい点が大きな特徴です。主にレジンと呼ばれるプラスチック素材が使用され、一定の基準に沿って設計されます。費用は5,000円から1万5,000円程度で、通院回数も少なく済みます。
一方で、金属のバネを隣の歯にかけて固定する構造が基本となるため、口を開けたときに金具が見えることがあります。また、床の部分に厚みが出やすく、装着時に違和感を覚える場合もあるでしょう。
自費診療の入れ歯
自費診療の入れ歯は、保険診療に比べて費用は高くなりますが、見た目の美しさや快適性、耐久性などに優れているのが特徴です。特に前歯の場合は、審美性が求められるため、自費の入れ歯を検討する方も多く見られます。
ノンクラスプデンチャー
ノンクラスプデンチャーは、金属のバネを使用せずに装着するタイプの入れ歯です。歯ぐきに近い色調の樹脂素材を用いるため、口元になじみやすく、装着していることが目立ちにくいという特徴があります。軽くて柔軟性があるため、装着時の違和感もほとんどないとされています。
費用はおおよそ10万円から30万円程度が目安とされ、審美性を重視する方に選ばれることが多い入れ歯です。
シリコンデンチャー
シリコンデンチャーは、歯ぐきに接する部分に柔らかいシリコン素材を使用した入れ歯です。クッションのような役割を果たすため、噛んだときの衝撃を和らげ、痛みの軽減につながります。フィット感にも優れており、長時間の装着でも負担が少ない点が特徴です。
費用は20万円から50万円程度が一般的で、装着感を重視する場合に検討されることが多い入れ歯です。
マグネットデンチャー
マグネットデンチャーは、磁石の力を利用して入れ歯を安定させる方法です。残っている歯の根に磁性金属を取り付け、入れ歯側の磁石と吸着させることで固定します。バネを使用しないため見た目が自然で、着脱もスムーズに行えます。
費用は30万円から60万円程度が目安とされ、安定性と見た目の両立を重視する場合に選ばれます。
金属床義歯
金属床義歯は、入れ歯の土台部分に金属を使用したタイプです。薄く仕上げることができるため、口の中での違和感を軽減しやすいという特徴があります。また、耐久性にも優れているため、長期間の使用を見据えた選択として検討されます。
費用は30万円から80万円程度が目安で、素材によって価格が変動します。
前歯を入れ歯にするメリット

ここでは、前歯を入れ歯にすることで得られる利点について詳しく解説します。
審美性が回復する
前歯は顔の印象を大きく左右するパーツであり、1本でも欠けると見た目に大きな影響があります。
入れ歯によって欠損部分を補うことで、自然な口元を取り戻すことができます。特に、近年では自然な色や質感を再現できる素材が多く登場しており、入れ歯であると気づかれにくい仕上がりにすることも可能です。
審美性の回復は、見た目だけでなく、対人関係や自信回復にもつながる大きなメリットといえます。
費用が抑えられる
前歯の欠損に対する治療には、ブリッジやインプラントなど複数の方法がありますが、入れ歯は費用を抑えやすい治療法です。特に保険診療の入れ歯であれば、経済的な負担を軽減しながら歯を補うことができます。
噛む機能を回復できる
前歯は、食べ物を噛み切る役割を担っているため、抜けたままの状態では食事がしにくくなります。
しかし、入れ歯を装着することで噛む機能が回復し、食材をしっかりと噛めるようになります。噛む力が回復することで、食事内容の幅も広がりやすくなり、栄養バランスの維持にもつながります。また、しっかりと噛むことで消化器官への負担軽減にもつながります。
日常の食事を無理なく行えるようになる点は、生活の質の向上に直結する重要なメリットです。
前歯を入れ歯にするデメリット

前歯の入れ歯は見た目や機能の回復に役立つ一方で、使用にあたって理解しておきたい注意点もあります。
装着時に違和感が生じることがある
入れ歯は人工物であるため、装着した直後は異物感を覚える方が少なくありません。特に、入れ歯が口の中でわずかに動いたり、発音がしづらく感じたりすることがあります。
また、舌や唇の動きが制限されて、はじめは自然に話すことが難しく感じるかもしれません。これは入れ歯を使いはじめた人の多くが経験することで、数日から数週間で徐々に慣れていくものです。
不快感が長く続く場合でも、歯科医院で調整してもらうことで改善できるケースが多くあります。
発音に影響を与えることがある
前歯は発音に関わる重要な部位で、入れ歯を装着すると口の中の形が変わるため、一部の音が出しにくくなることがあります。特にサ行やタ行は影響を受けやすく、話しにくさを感じることがあるでしょう。
こうした変化は装着初期に見られることが多く、時間の経過とともに舌の動きが順応し、発音は徐々に安定していきます。
定期的なメンテナンスが必要
入れ歯は一度作って終わりではなく、定期的なメンテナンスが必要です。お口の中の状態は時間の経過とともに少しずつ変化していくため、その変化に合わせて入れ歯を調整していく必要があります。
また、入れ歯に汚れがたまると口臭や虫歯、歯周病の原因になることもあるため清掃も欠かせません。こうした日々のケアをしっかり行い、歯科医院でメンテナンスを受けることで、入れ歯を快適に使い続けることができます。
まとめ

前歯の欠損は見た目だけでなく、食事や会話にも影響を与えるため、早めの対応が重要です。前歯を補う方法の一つに入れ歯があり、保険診療と自費診療で特徴や費用に違いがあるため、見た目や装着感、耐久性などを踏まえて選択する必要があります。
また、入れ歯には審美性や機能回復といった利点がある一方で、違和感や発音の変化、メンテナンスの手間といった側面もあります。こうした点を事前に理解し、ご自身に合った方法を選ぶことが大切です。
入れ歯を検討されている方は、仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、各分野を専門とするドクターがチームを組んで治療をおこなっています。小さなお子様から仕事で忙しい方、さらにはご高齢の方まで、生活スタイルに合わせた無理のない治療を提供いたします。


