歯のブリッジ治療とは?メリットやデメリット、費用も

2026年5月28日

こんにちは。仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」です。

ブリッジ治療のイメージ

歯を失った際には、なくなった部分を補うための治療法がいくつかあります。その中でも、ブリッジは多くの歯科医院で行われている治療の一つです。

ただし、周囲の健康な歯を削る必要があるため、土台となる歯に負担がかかる場合があります。ブリッジの仕組みやメリット、デメリットをしっかり理解したうえで、検討することが大切です。

今回は、ブリッジとは何か、そのメリットやデメリット、インプラントとの違い、費用などについて解説します。ブリッジ治療を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

歯のブリッジ治療とは

ブリッジの歯を模型に取り付けるピンセット

ブリッジ治療とは、失った歯の両隣にある健康な歯を支えにして、橋をかけるように人工歯を装着する治療法です。例えば、1本の歯を失った場合、その両隣の歯を削って土台として使い、3本が連結した人工歯を固定します。

ブリッジは主に、失われた歯の部分を補うポンティックと、両隣の歯に被せるクラウンで構成されます。これらが一体となった形で装着されるため、毎日自分で取りはずす必要はありません。

取り外し式の入れ歯とは異なり、固定式のためズレにくい点が特徴です。また、見た目が自然で、使用中の違和感も少ないことから、多くの人に選ばれている治療法です。

インプラントとは異なり、外科手術を必要としないため、外科処置に不安がある方にも検討しやすい治療法といえるでしょう。また、症例によっては、インプラント治療に比べて通院回数や治療期間が短くなる場合もあります。

ただし、ブリッジ治療はすべてのケースに対応できるわけではありません。歯を削ることによるリスクや、土台となる歯の状態などを考慮したうえで、検討する必要があります。

ブリッジ治療のメリット

ブリッジ治療のメリットを示す文字

ブリッジ治療には、ほかの治療法にはない多くの利点があります。ここでは、主なメリットを詳しく見ていきましょう。

見た目が自然に仕上がる

ブリッジは、使用する素材によって、自然な仕上がりを目指せます。特にオールセラミックやジルコニアなどの素材は、歯の表面の透明感や質感を再現しやすいため、天然歯に近い色味を求める方に多く選ばれています。

また、これらの素材は経年劣化による変色が起こりにくいとされています。ブリッジをできるだけ自然な見た目で保ちたい場合は、素材ごとの特徴を理解したうえで検討することが大切です。

見た目に配慮しながら失った歯を補える点は、ブリッジ治療のメリットの一つです。

違和感が少ない

ブリッジ治療は、人工歯を固定して使用するため、装着後の違和感を抑えやすい治療法です。土台となる歯にセメントを用いて固定することで、噛んだときにズレたり動いたりしにくくなります。

入れ歯のようにプレートによる厚みがないため、話しにくさや噛みにくさを感じづらいのも特徴でしょう。固定式でずれにくいため、治療後も日常生活になじみやすい点がブリッジのメリットといえます。

噛む力が回復する

歯を失うと、噛む力が弱まり、食べづらさを感じることがあります。しかし、ブリッジでは人工歯をセメントでしっかり固定するため、噛む機能の回復を目指せます。

また、土台となる両隣の歯に支えられていることで安定しやすく、入れ歯のように外れる心配が少ない点も特徴です。基本的には特別な食事制限がなく、日常の食事への影響も抑えやすいでしょう。

咀嚼能力の回復が期待できるところは、ブリッジ治療の大きな利点です。

治療期間が短い

ブリッジ治療は、2回から4回程度の通院で完了することが多いです。

最初の診察では、ブリッジを支える歯の土台を整え、型取りを行います。次回以降の通院では仮歯を装着したり、最終的なブリッジを装着したりします。

インプラントと比較すると外科的な手術が不要になることも多いため、身体への負担を抑えやすく、治療にかかる時間も短く済むことがメリットです。

ブリッジ治療のデメリット

ブリッジ治療のデメリットを示す文字

ブリッジ治療にはメリットがある一方で、治療を受ける前に理解しておくべき注意点もあります。ここでは、主なデメリットについて詳しく見ていきましょう。

健康な歯を削る必要がある

ブリッジ治療では、失った歯の両隣にある健全な歯を土台(支台歯)として使うため、歯を削る必要があります。削る量は歯の状態や使用する素材によって異なりますが、一度削った歯は元に戻すことができません。

歯を削ることで、将来的にその歯への負担が大きくなる可能性もあります。また、土台となる歯の周囲に汚れが溜まると、虫歯や歯周病のリスクにつながる場合もあるため、デメリットも考慮したうえで検討することが重要です。

支台歯に力がかかる

ブリッジ治療では、両隣の歯で欠損部分を支えるため、欠損歯の分の噛む力が支台歯にかかります。そのため、支台歯には通常よりも負荷がかかりやすく、長く使用する中で疲労やダメージが蓄積する可能性があります。

特に、噛み合わせや支台歯の状態によっては、歯にひびがはいったり、歯根に問題が生じたりする場合があります。その結果、ブリッジが外れやすくなることもあるため、ブリッジを長く使用するには支台歯の状態を定期的に確認することが大切です。

対応できる症例が限られる

ブリッジ治療は、全ての症例に対応できる治療法ではありません。たとえば、支えとなる歯が不安定な場合や、失った歯の本数が多い場合にはブリッジでの治療が難しいことがあります。

また、神経がない歯を支えにする場合や、一番奥の歯を失っている場合も、ブリッジ以外の治療法を検討する必要があります。そのため、事前に歯科医師の診断のもと、ブリッジで対応できるか確認することが大切です。

清掃が難しい

ブリッジの構造上、人工歯の下にすき間が生じるため、特に食べかすや汚れがたまりやすくなります。その部分には通常の歯ブラシが届きにくく、ブリッジ用のフロスや歯間ブラシを使った清掃が必要です。

清掃が不十分だと、支えている歯の虫歯や歯周病のリスクが高まります。こうした日常的なセルフケアに加え、歯科医院での定期的なクリーニングやチェックを受けることも、ブリッジを長く使用するうえで大切です。

ブリッジ治療とインプラント治療の違い

ブリッジの歯とインプラント歯の模型

ブリッジとインプラントは、どちらも歯を失った部分を補うための治療法ですが、構造や治療方法に違いがあります。

ブリッジは、両隣の削った歯を土台として使用し、その上に連結された人工歯を装着する方法です。一方、インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する方法です。

それぞれの違いを理解したうえで、自分に合った治療法を検討しましょう。ここでは、ブリッジとインプラントの詳しい違いについて説明します。

歯を削る必要があるかどうか

ブリッジ治療では、失った歯の前後にある歯を削って土台にする必要があります。これは、被せ物を固定するために大切な処置ですが、健康な歯にも負担がかかる原因になります。

一方、インプラント治療では、あごの骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付けるため、周囲の歯を削る必要がありません。その結果、周囲の歯へのダメージを抑えやすい点が特徴です。

治療期間

ブリッジ治療は、インプラント治療に比べて短期間で完了しやすい点が特徴です。個人差はありますが、最短で2〜3週間、長くても1〜2か月程度が目安とされています。

一方、インプラント治療は、人工歯根をあごの骨に埋め込み、その上に人工歯を装着するため、3か月〜1年ほどかかることが多いです。事前の処置の有無や治療部位によっては、さらに期間が必要になるケースもあります。

適応できる症例

ブリッジは、失った歯の両隣に支えとなる歯がある場合に適応できる治療法です。周囲の歯の状態や、支えが作れるかを確認した上で、ブリッジで対応できるか判断します。

ただし、支える歯が不安定だったり、歯周病のリスクが高かったりする場合には、長期間の維持が難しくなることがあります。ブリッジは両隣の天然歯を土台にする必要があるため、すべての症例に対応できるわけではありません。

一方、インプラントは両隣の歯の有無に関係なく治療が検討できます。特に、両側の歯が残っていない場合や、複数本の歯を失っている場合も、治療法の一つとして検討されます。

ただし、骨の量が不足している場合には、骨造成などの追加処置が必要になることがあります。インプラントで治療できるかどうかは、全身の健康や骨、お口の状態を考慮し、総合的に診断したうえで検討します。

ブリッジ治療の費用

ブリッジ治療の費用を示す計算機

ブリッジ治療にかかる費用は、保険診療か自由診療かによって異なります。ここでは、保険診療と自由診療にわけて、それぞれの費用の目安を紹介します。

保険診療の費用

保険診療で受けられるブリッジ治療には素材の制限がありますが、費用を抑えながらも十分な噛む機能の回復を目指せます。保険が適用されるのは、銀歯のブリッジや、金属とプラスチックを組み合わせたブリッジなどです。

奥歯には銀歯のブリッジ、前歯には金属とプラスチックを組み合わせたブリッジを使用することが多いです。ただし、セラミックなどに比べて耐久性や変色のリスクがある点には注意しましょう。

費用は3割負担の場合、総額1万円〜3万円程度が目安です。ただし、治療回数や使用部位によっては変動することもあります。

自由診療の費用

自由診療の場合、見た目や耐久性を考慮して素材を選択することができます。

たとえば、オールセラミックやジルコニアなどの自費素材は、天然歯に近い仕上がりや割れにくさが特徴です。また、金属を使用しない素材を選択すれば、金属アレルギーの心配がありません。

値段は1本あたり10万円~20万円程度が一般的で、使用する素材や歯科医院によっては差が生じます。例えば3本連結させた場合、総額30万円~60万円ほどが目安です。

費用は自己負担になりますが、長期的な耐久性や見た目を重視したい人には、自由診療も一つの選択肢となるでしょう。

まとめ

ブリッジ治療で美しい見た目の歯になった笑顔の女性

ブリッジ治療は、失った歯の両隣を支えにして人工歯を固定することで、噛む機能や見た目の回復をめざす治療法です。入れ歯に比べて違和感を抑えやすく、インプラントに比べて治療期間を短くしやすいことがメリットです。

一方で、両隣の健康な歯を削る必要があることや、支台歯に負担がかかりやすい、人工歯との隙間を清掃しにくいなどのデメリットがある点には注意が必要です。

治療費は保険診療か自由診療かによって大きく異なるため、事前に使用する素材について確認しておくことが大切です。ブリッジ治療の特性を把握したうえで、歯科医師と相談しながら自分にあった治療法を選択しましょう。

歯のブリッジ治療を検討されている方は、仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、各分野を専門とするドクターがチームを組んで治療をおこなっています。小さなお子様から仕事で忙しい方、さらにはご高齢の方まで、生活スタイルに合わせた無理のない治療を提供いたします。

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