マウスピース矯正で出っ歯は治せる?治療期間や費用も
2026年3月12日
こんにちは。仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」です。

マウスピース矯正は、装置が目立ちにくく取り外しが可能な点から、多くの人に選ばれている矯正方法です。
特に、前歯が外に突き出た出っ歯は、見た目の印象だけでなく噛み合わせや発音にも影響を与えるため、矯正を検討する方が多いです。「マウスピース矯正で出っ歯は治せるのか?」と疑問に思われている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、マウスピース矯正で出っ歯は治せるのか解説します。マウスピース矯正で出っ歯を治療するメリット・デメリットや期間、費用についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
出っ歯とは

出っ歯とは、上の前歯が下の前歯よりも前に出ている歯並びのことを指します。歯科では上顎前突(じょうがくぜんとつ)と呼ばれることもあり、歯並びの乱れの一つとして知られています。
出っ歯の状態は人によって異なり、前歯が前に傾いている場合もあれば、上顎の骨が前方に出ていることで前歯が目立つケースもあります。また、下顎が小さいことで上の歯が前に出ているように見えることもあります。
さらに、指しゃぶりや舌で前歯を押す癖、口呼吸などの習慣が長く続くと、歯並びに影響が出ることがあります。出っ歯は、歯の位置だけでなく顎の骨格や日常の癖など、さまざまな要因が関係して生じる歯並びです。
出っ歯のまま放置するリスク

出っ歯を治療せずに放置すると、見た目の印象だけでなく、健康や生活のさまざまな面に悪影響を及ぼすことがあります。ここでは、出っ歯のまま放置することで生じる主なリスクについて解説します。
虫歯や歯周病になるリスクが高まる
出っ歯の場合、前歯が前に出ていることで唇が閉じにくくなり、口の中が乾燥しやすくなることがあります。唾液には細菌の増殖を抑えたり、汚れを洗い流したりする働きがあります。
しかし、口腔内が乾燥すると唾液の働きが弱くなり、細菌が増えやすい環境になります。その結果、虫歯や歯周病になるリスクが高まるのです。また、歯並びの状態によっては歯ブラシが届きにくい部分ができ、汚れが残って口腔内のトラブルにつながる可能性もあります。
発音しにくくなる
前歯が前方に出ていると、空気の通り方や舌の動きが変わるため、特定の音が発音しにくくなることがあります。特にサ行やタ行、ラ行などの発音が不明瞭になりやすく、会話のなかで聞き取りにくさを感じることもあるでしょう。
発音の不明瞭さは、話すことへの苦手意識や、人前で話すことへの自信のなさにつながる場合もあります。話す機会が多い職業の方や、日常的に人と接する場面が多い方にとっては、深刻なストレスの原因になることもあるでしょう。
顎関節症になるリスクが高まる
出っ歯によって上下の歯がうまく噛み合わないと、顎の関節に負担がかかりやすくなります。この状態が続くと、顎関節症を引き起こすことがあるのです。
主な症状には、口を開け閉めするときのカクカクという音や痛み、口が開けにくくなるといったものがあり、悪化すると食事や会話などの日常生活に支障をきたすこともあります。また、顎の痛みが肩こりや頭痛などの全身症状につながるケースもあるでしょう。
前歯を損傷する可能性がある
出っ歯は、前歯が通常よりも外側に突出しているため、転倒やスポーツ中の衝撃などで前歯にダメージを受けやすい状態です。そのため、口元をぶつけた際に、前歯が欠けたり折れたりするリスクが高くなります。
こうした外傷は、見た目だけでなく、歯の神経や歯根に影響を及ぼすこともあり、場合によっては抜歯や歯の修復治療が必要になるケースもあります。
マウスピース矯正で出っ歯は治せる?

マウスピース矯正は、透明なマウスピース型の装置を使って歯を少しずつ動かし、歯並びを整えていく矯正方法です。装置を一定期間ごとに新しいものへ交換しながら、段階的に歯の位置を変えていきます。
出っ歯の場合でも、マウスピース矯正で前歯の位置や歯列のバランスを整えることができます。前歯をうしろへ移動させたり、歯が並ぶスペースを確保したりして、前に出ている歯の位置を調整していきます。
ただし、出っ歯の原因によってはマウスピース矯正だけでは対応が難しいケースもあります。たとえば、顎の骨格が大きく関係している場合や、歯を大きく動かす必要がある場合には、ワイヤー矯正や外科的矯正など別の治療方法が検討されることもあります。
そのため、マウスピース矯正で治療できるかどうかは、歯並びや噛み合わせの状態を詳しく検査したうえで判断されます。まずは歯科医院で相談することが大切です。
マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正には、さまざまなメリットがあります。
装置が目立ちにくい
マウスピース矯正で使われる装置は透明で薄く、非常に目立ちにくいのが大きな特長です。会話や笑顔のときにもほとんど気づかれないため、見た目を気にする方でも安心して治療に取り組めます。
特に仕事で人と接する機会が多い方や、写真に写ることが多い方には大きなメリットといえるでしょう。
装置の取り外しができる
マウスピース矯正の大きな魅力のひとつが、装置の取り外しができる点です。
ワイヤー矯正のように歯に固定される装置と違い、マウスピースは患者さんご自身で簡単に着脱できます。そのため、食べ物が装置に詰まる心配もありませんし、いつものようにしっかりと口腔内ケアができるのは大きな利点です。
ただし、装着時間を守らないと計画どおりに治療を進めることができない点は理解しておきましょう。
痛みや違和感が少ない
マウスピース矯正は、歯にかける力を細かく調整しながら治療を進めていくため、痛みや違和感が少ないとされています。装置による刺激が起こりにくく、日常生活に支障をきたしにくい点は大きなメリットです。
ただし、マウスピースを新しいものに交換した直後は、歯が動き始めるために圧迫感やわずかな痛みを感じることがあります。
これは歯が動いているサインともいえるため、過度に心配する必要はありません。時間の経過とともに慣れていくことがほとんどです。
通院回数が少ない
マウスピース矯正では、治療の計画に合わせて複数のマウスピースが作製されます。一定の期間ごとに自宅で新しいマウスピースへ交換しながら歯を動かしていくため、毎回歯科医院で調整を受ける必要がありません。仕事や学校などで忙しい人でも、予定を調整しやすい点が特徴です。
マウスピース矯正のデメリット

マウスピース矯正には多くの利点がありますが、その一方でデメリットも存在します。治療を始める前には、デメリットについてもしっかりと理解しておくことが大切です。
適応できない症例がある
マウスピース矯正はすべての症例に対応できるわけではありません。特に出っ歯の程度が重度であったり、骨格的な問題が大きく関与していたりする場合には、マウスピースだけでは改善が難しいケースがあります。
そのような場合は、ワイヤー矯正や外科手術を併用する必要があるかもしれません。自分の歯並びがマウスピース矯正で対応可能かどうかは、歯科医師による精密な診断が不可欠です。
装着時間の自己管理が必要
マウスピース矯正では、装置を1日20〜22時間装着する必要があります。装着時間が短くなると計画通りに歯が動かず、治療期間が延びたり、期待した効果が得られなくなったりする可能性があります。
仕事や学校、プライベートなどで装着を忘れることが多い方や、自己管理が苦手な方には、あまり向かないかもしれません。
紛失や破損のリスクがある
マウスピースは取り外しができる反面、置き忘れたり、誤って捨てたりすることがあります。また、薄い素材でできているため、踏んだり噛んだりすると割れることもあるでしょう。こうしたトラブルが起こり、再作製が必要になると、治療期間が延びる可能性もあります。
マウスピースの紛失・破損を防ぐためには、外したときには専用のケースに入れて保管することが大切です。
マウスピース矯正で出っ歯を治す場合の期間

マウスピース矯正で出っ歯を治療する場合、治療期間は出っ歯の程度や治療範囲によって異なります。軽度な出っ歯であればおよそ半年〜1年ほどで歯並びが整うことが多いです。
一方、中程度から重度のケースでは1年半〜3年ほどかかることもあります。また、前歯だけを動かす部分矯正よりも、歯全体のバランスを整える全体矯正のほうが期間が長くなる傾向があります。
治療をスムーズに進めるためには、マウスピースの装着時間を守ること、歯科医師の指示どおりに検診を受けることが大切です。
マウスピース矯正で出っ歯を治す場合の費用

マウスピース矯正で出っ歯を治療する場合、費用は部分矯正か全体矯正かによって大きく異なります。前歯だけを対象とした部分矯正であれば、相場はおよそ30万円~60万円程度です。
一方で、歯列全体を対象にした全体矯正になると、費用は70万円~100万円以上になることもあります。
また、矯正前の精密検査や、治療終了後の保定装置(リテーナー)にも別途費用がかかることが一般的です。歯科医院によって料金の設定が異なるため、治療を始める前に費用の内訳や総額については確認しておきましょう。
まとめ

出っ歯は上の前歯が前方に出ている歯並びで、歯の位置や顎の骨格、生活習慣などさまざまな要因によって起こります。見た目の印象だけでなく、口の中の環境や噛み合わせにも関わるため、歯並びの状態を正しく理解することが大切です。
マウスピース矯正は透明な装置を使って歯を少しずつ動かしていく治療方法で、出っ歯の状態によっては改善を目指すことができます。装置が目立ちにくい、取り外しができるなどの特徴があり、日常生活への影響が少ない点に関心を持つ人も多くいます。
ただし、歯並びの状態によってはマウスピース矯正だけでは対応が難しい場合もあります。また、装着時間の管理や費用面など、事前に知っておきたいポイントもあります。
矯正治療を検討する際は、メリットだけでなくデメリットについても理解しておくことが大切です。歯科医師に相談のうえ、ご自身に合った矯正方法を選択しましょう。
マウスピース矯正を検討されている方は、仙台市宮城野区二十人町、JR「榴ケ岡駅」より徒歩6分、「仙台駅」東口より徒歩15分にある歯医者「仙台ファースト歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、各分野を専門とするドクターがチームを組んで治療をおこなっています。小さなお子様から仕事で忙しい方、さらにはご高齢の方まで、生活スタイルに合わせた無理のない治療を提供いたします。


